29 5月

府中市 馬場大門けやき並木 天然記念物100年・・けやき並木を守り育てる条例案が6月議会に上程へ(読売新聞)

府中市議会議員(改革保守系無所属)の ゆうきりょう です。

★けやき並木の植え込みの石積みへの迷惑行為に、行政も動かざるえない事態に

昨日の読売新聞多摩版に、府中市が「市けやき並木を守り育てる条例」を制定する方針であることを伝えています。記事では、府中市のけやき木が、国天然記念物の「馬場大門のケヤキ並木」として、今年12月9日に指定100周年をむかえることから、同条例案を同日から施行したい考えとのことです。ちなみに市は6月議会に条例案を提出するとのことです。

記事では「保全の対象となるのは、馬場大門の並木を中心とした南北約600メートルの区域で、現在は計118本のケヤキがある」「近年は、ケヤキが植えられている石積み内への立ち入りやごみの放置などの迷惑行為が後を絶たない」と伝えています。また同記事によると、今回の条例案では「市民と協働でケヤキ並木の魅力や価値を高め、将来に引き継ぐ」との基本理念のもと、「石積み内への立ち入りや火気の使用、長時間の独占使用を禁止し、中止や指導ができるようにする」とあります。

あわせて今回の条例案では、「別の条例案で禁止されている空き缶や吸い殻などのポイ捨て、路上喫煙などとあわせ、今後具体的な運用基準などを検討していく」としています。府中駅周辺は喫煙禁止路線に指定されていますが、相変わらずたばこやごみのポイ捨ては後を絶たず、市民の方々が定期的に一斉清掃をされ、街の美化を保っています。

★同条例案に賛否に関わらず、けやき並木を守る思いはいっしょに

この記事にもありますが、ケヤキ並木周辺で昼間からの飲酒して騒いだり、長時間居座ったりする人たちが見られ、市民からの苦情により市の担当課も、困っていたことは、以前から私も知っています。その意味で、今回の条例案は行政としては、こうした事態(ケヤキ並木周辺での迷惑行為など)を予測していなかったことから、新たな条例案を制定すると考えられます。

今回の条例案に対しては、行政権限の強化により市民活動の自由が奪われかねない、との主張のもと反対する市民運動もあるようです。しかしながら、私はこの条例案の理念である、府中のけやき並木をこれからも保全していくという考えに、反対される市民の方はほぼ、いないのではないかと思われます。ぜひ、歴史ある国にも天然記念物に指定されたほどの、けやき並木をこれからも守るために、官民共に支えていくことを期待したいものです。(府中市議 ゆうきりょう)

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