府中市・・不登校児童も、学校復帰への支援策として、学童クラブ、放課後子ども教室の利用ができます(府中市議会ゆうきりょう 一般質問)
府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。
今年度第1回の府中市議会一般質問で、子どもの居場所の課題について質疑をしました。そのなかで、「市内の不登校児童・生徒数が増える今日、こうした子どもたちの居場所としての学びの場、コミュニケーション能力を育む場、日中を過ごす場の確保について、市の現状の方針と施策について」、市の考えを質しました。
★不登校児童、生徒に重層的な学びの環境を支援
「不登校児童・生徒の学びの場等の確保に関する市の現状の方針と施策について、
市教育委員会における子供たちの学びの場等については、これまでも、教育センターに適応指導教室「けやき教室」を設置し、また、今年度からは全ての小・中学校にサポートルームを設置するなど、不登校状態にある子供や不登校傾向の子供など、子供の状況に応じた学びの場を用意することで、重層的な支援を行う環境を整えてまいりました」。
★学びの多様化学校開設など、支援体制の拡充を図る
「これらに加え、来年度には、現在、都教育委員会に申請しているバーチャルラーニングプラットフォームの実施や、学びの多様化学校の令和7年度の開設など、不登校の児童・生徒の個々の状況に応じて、児童・生徒が適した場所で適切な支援を選択することができるよう、支援体制の一層の拡充を図っていく予定です」。
「なお、市では、小学生の放課後の時間帯を過ごす場として、学童クラブや放課後子ども教室を実施しており、不登校児童の学校復帰への支援の一環として、登校しない日であっても放課後のみの利用を認める等、不登校児童の居場所としても活用されています」。(以上、教育部長答弁)
★不登校児童が学童クラブを利用できていない現場がある(保護者の声)
この答弁の最後にありますが、「不登校児童の学校復帰への支援の一環として、登校しない日であっても、(学童クラブ、放課後子ども教室の)放課後のみの利用を認める等、不登校児童の居場所としても活用されています」とあります。
一方で保護者の方からによると、市内すべての学童クラブなどでは、こうした市の方針が周知徹底されておらず、保護者の方からは「初めて聞いた。現場で実施されていない」との声も伺っています。この点について、私からも教育委員会の担当者を通じて、2月の議会答弁を学童クラブなどの現場で周知徹底していただくよう、あらためて要望したいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)
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