府中市に受動喫煙防止条例の制定を・・・小中学校の通学路における受動喫煙防止対策の強化を
府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。
先日、市民の方から小中学校の通学路において、受動喫煙防止策を強化してほしいという要望をいただきました。この件については、以前、増山あすか市議(市政会)がこの問題を取り上げ、市も前向きな答弁しています。
★府中市の答弁 ⇒ 府中市の通学路における現状の取組(受動喫煙防止策)ですが、東京都子どもを受動喫煙から守る条例等にもとづき、教育委員会から各学校に対し、敷地内の禁煙の徹底と、運動会や学校行事等の際に学校敷地内及び屋外に喫煙所を設けないことなどを通知するとともに、学校周辺の路上において子供の受動喫煙防止に努めるようお願いしています」。
「また、学校施設を使用している社会教育団体などに対しましても、関係課を通じて同様のお願いをしており、今後の取組としましては、たばこの火の危険と受動喫煙から子供たちを守るために、引き続き、国や東京都、近隣自治体等の動向に注視するとともに、登下校時の見守り活動での働きかけの強化や通学路標示板による啓発などについて、関係課と連携し、取り組んでまいります」(増山市議に対する市の答弁)。これに対して増山市議からは、通学路の電柱に設置されている通学路標示のなかに、喫煙禁止のマークも入れて、通学路における禁煙の注意喚起を促すよう、市に要望をされました。
★三鷹市では受動喫煙防止条例を制定へ 住民への啓蒙周知を広げる
この課題について、隣の三鷹市では、受動喫煙防止条例が2020年に制定され、同条例の項目のなかには「子どもの受動喫煙防止」があり、『学校、市の児童福祉施設などの子どもが集まる施設については、敷地内及び隣接する路上を禁煙とします。喫煙所を設けることはできません。また、市が管理する公園及び隣接する路上も禁煙とします。通学路においては、喫煙する人は受動喫煙を生じさせることがないよう配慮しなければなりません』という条文があります。
こうした条例を制定することで、市民に対しては通学路における喫煙防止の啓蒙への周知徹底する行政上の根拠を有することができます。また私の近所の多磨駅周辺では、たばこ吸い殻が見受けられ、市民の方が拾い集めていただいていますが、ぜひ行政からも条例制定により、街の環境美化という視点しからも、必要な施策ではないでしょうか。
あわせて府中市とNTTとの間で協定を結んだうえで、街の電柱に「路上での喫煙禁止」という掲示をすることも、市民協働という施策の点で有効だと考えます。こうした施策について、ぜひ一度、議会でも取り上げたいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
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