(府中市浅間町 基地跡地留保地)オオタカの保護区域設定で、土地利用可能面積が大きく減少へ 市立総合体育館を移転、生涯学習センターとの機能統合へ
府中市議会議員(保守系無所属)の ゆうきりょう です。先日の府中市議会基地跡地等特別委員会において、その活用計画について中間報告がありました。
★希少猛きん類オオタカを保護するため、基地留保地の使用面積は大きく減少することに
基地留保地の保有主である関東財務局は、府中基地留保地における自然環境調査を令和4年1月から令和5年10月にかけて実施し、この令和5年4月に行われた府中市に対する中間報告で、オオタカの英巣、繁殖が留保地内で確認されたとの報告をしました。オオタカは東京都のレッドリストに位置付けされている希少猛きん類のため、保護対策が必要とのことです。そのため関東財務局は東京都と協議を行い、留保地内に保全を目的とした「保全区域(保全エリア)」を設置する方針で保護対策を検討、これにより留保地内における土地利用が可能な面積が大きく減少することとなったとのことで、同基地留保地利用計画の見直しに大きな影響を与えることとなった、との報告がありました。
★市立総合体育館を現状の南町から基地留保地に移転へ、生涯学習センターとは機能統合へ
また以前、同委員会でも報告された市立総合体育館(南町)を令和15年度をめどに、浅間町の基地留保地に移転。同時に隣接する市立生涯学習センターとは、その重なる機能が多々あるため、2つの施設について機能統合をめざすことが報告されました。この総合体育館については老朽化とともに、2019年10月の台風19号でその破損が激しくなり、修繕コストや今後の活用時期を検討した結果、浅間町の基地留保地に移転することが、様々な面で有効との判断を、市は行いました。その具体的な計画については、今後、市から報告がある予定です。なお市からは総合体育館の移転ともに、サッカー場の建設も計画として公表されました。
府中市からの報告では、オオタカの保護する区域面積を設定するため、その土地利用が可能な面積は大きく減少することとなるが、総合体育館の留保地への移転については可能であると判断。令和15年度をめどに、総合体育館の供用開始をめざすとの報告がありました。この課題については、また市から報告がありしだい、ブログでも報告します。
★サッカー場も建設へ
~当初、この基地留保地については3つのゾーンにわけて活用計画が発表されましたが、同基地内にある米軍通信施設の返還により、計画が全面的に見直しとなった経過があります。あわせて今回のオオタカ生息の保護区域の設定という新たな事態もあり、その活用面積は限られるものとなりました。私は総合体育館の移転については賛同するものですが、サッカー場の建設という案については、どうでしょうか・・・。また市に質疑で質したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう より)
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