16 2月

(府中市)こども家庭庁「こどもの居場所づくりに関する指針」について(その2)・・・既存の地域資源を活かしたこどもの居場所づくり 児童館の充実を

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

こどもの居場所づくりについて、日頃から保護者の方からも複数のご意見をいただきます。私もぜひこの課題について2月22日の市議会一般質問で取り上げたいと考えています。政府(こども家庭庁)は昨年末、「こどもの居場所づくりに関する指針」(以下、指針)を発表、閣議決定しました。

★児童館の遊具改善など、こどもが居たいと思える居場所にしたい

この指針のなかでは、こどもの居場所づくりについて「既存の地域資源を活かした居場所づくり」という項目があり、そのなかには「児童館、児童遊園、公民館、図書館、青少年教育施設や団体、学校、教育支援センター、放課後児童クラブ、公園の活用、高齢者や障碍者の社会福祉施設、学習生活支援事業、重層的支援体制整備事業などの活用が考えられる」、との指摘があります。

そこで私は、市内にある既存の地域資源を活かした居場所づくりについて、新たな改善策として①現状の文化センターにある児童館に備えている、こども向けの遊具設備などの改善、拡充を提案したいと考えています。

★児童館の遊具改善などを求める保護者の方からの声 ⇒

①「府中市内の文化センターの遊戯室には、充分な数のボードゲームがありません。オセロ、将棋くらいです。オセロ、将棋があれば充分だと思う方もいるかもしれませんが、時は流れ、いまの子どもたちは、ファミコン世代と違って、文化センターにSwitchの電子ゲームを持ってくることができます。それを目的に集まることもあります。それが悪いとは言いませんが、複数で楽しめるボードゲームをもっとたくさん設置して、画面を見る目を休ませて、児童同士のコミュニケーションを増やしてほしいと思います」。

②「市内には不登校児が朝からひとりで過ごせる児童館がありません。共働きやシングルマザーで、不登校の児童が朝から子供だけで家庭で過ごすことも散見されます」。

③「押立町にある地域文化センターには、学校が終わった放課後の時間から遊戯室に指導員が平日在籍していて、子どもたちが集まって卓球をすることができ、またオセロと将棋の貸出や、塗り絵もできます。竹馬は外でできるようになっていて、すでに子どもたちの居場所になっています」。

④「白糸台文化センター、紅葉丘文化センターでも遊戯室には、そういった児童が過ごせる場所があると思います。ただ、ボードゲームは充実しておらず、漫画などもありません。部屋には大きなブロックの遊具もありますが、こどもが0歳の時から変わらず、その時から随分汚れていたので、10年以上経過してしおり老朽化しています。管理されてないので新しいものを購入してほしいと思います。放課後に遊戯室へ行く魅力が少ないこと、充分に体を動かす場所もないように思います」。(以上、市民の方の声より)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

 

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