(府中市)不妊治療の助成 立川市が先進医療 都に上乗せ 自費診療 回数無制限 新年度予算で実施へ
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今朝の読売新聞多摩版に立川市が新年度から不妊治療の経済的な負担を減らすために、先進医療と自費診療にかかる費用について、市独自の助成制度を新設する方針とのことです。「先進医療について、都の助成に上乗せして一部の自費診療で回数無制限で助成を受けられるようにする」とのことです。
記事にもりますが、不妊治療については22年4月から公的医療保険の適用対象となりましたが、先進医療については保険が適用されていませんでした。そこで東京都では昨年1月から、保険適用される治療と併用した一部(10分の7)を上限に15万円で助成する「特定不妊治療費助成事業」を実施しています。
今回立川市は都の助成承認の決定を受けた市民に対して、先進医療の治療1回につきて、5万円を上限に助成措置を講ずるというものです。記事によると「女性が40歳未満の夫婦だと6回、40歳から43歳民の夫婦であれば3回助成を受けられるようにする」「助成対象となるのは、培養器で受精卵を観察、支給に戻すタイミングをうかがう『タイムラプス』など、国が認めた先進的な治療にかかった費用の一部としている」とあります。
「また保険が適用される治療であっても、対象年齢や助成回数に上限が設けられるが、立川市は保険が適用される年齢、回数制限を超えるなどした自費診療についても、45歳未満までの市民を対象に1回の治療につき上限5万円を回数無制限で助成する」という、かなり充実した不妊治療助成制度となっています。
私も以前、市議会一般質問で府中市に不妊治療助成制度の要望をしたことがあります。その後、都の助成措置がスタートして今日になっていますが、先進不妊治療について、市が独自の助成措置を講じることは大変意義があることです。子育て世帯の流入促進のためにも、ぜひこうした制度の創設を求めたいものです。(府中市議 ゆうきりょう)
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