(府中市長選挙 1月28日投開票)高野律雄 市長候補(現職)を支持します(その4)・・高齢者、幼児、障碍者などすべての市民を虐待から守る行政を
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。1月28日投開票予定の府中市長選挙で、私、ゆうきりょう は現職の高野律雄候補を支持しています(会派 自由クラブも支持)。
★府中市内でも虐待事案が散見、虐待防止条例の制定を今こそ・・青梅市で同条例を制定
近年、社会問題になっている虐待事件ですが、府中市内でも障碍者福祉施設での虐待事件、また幼児への虐待事件などもマスコミ報道されました。こうした状況を鑑み府中市においても、あらゆる虐待を許さない行政が求められています。
全国的にも虐待防止条例の制定が進んでいる自治体はまだ少ないとのことですが、多摩地域では青梅市が障碍者、児童、高齢者、配偶者への虐待防止条例案を、昨年6月に市議会に提案、可決されています。当時の新聞記事によると、青梅市、関係団体、地域などが一体となって取り組みを求める条例案で、「虐待防止に関する条例案の対象に障碍者を含むるのは都内の自治体で は初めて」とのことです。
この条例制定の背景として、青梅市では障碍者支援施設の入所者が職員に暴行され死亡する事件が発 生、職員5人が虐待に関与し、入所者6人が被害者と認定されたとのことです。あわせてこの条例 案のなかには増加傾向にもある配偶者への暴力とともに防止条例を定めているとあります。 府中市においても残念ながら複数の虐待行為も問題となっただけに、こうした条例はぜ ひとも必要ではないでしょうか。また配偶者への DV、児童虐待も社会問題化しているだけに、 ぜひこうした条例の制定を呼び掛けたいものです。
★高齢者、幼児、障碍者、配偶者の4者を包括する虐待防止条例は全国的にも少ない事例
先日、私は青梅市役所障害福祉課の担当者のこの条例の件で、話を伺ってきたのですが、この条例は理念条例とし、高齢者、幼児、障碍者、配偶者という4つの対象者を包括的にした条例で、全国的にも少ない事例とのことです。また罰則については国の法律に従って罰則するものであり、理念条例とした背景には、虐待事例が発生した場合、それが虐待行為として認定されるまでに時間がかかること。またもし虐待という事案と認められなかった場合、すでに虐待事案として公表していた際、その施設に多大な被害を与えること。また公表した際、虐待された方への二次被害も予想されるという視点から、慎重に検討した結果、理念条例としたとのことです。
私は府中市においても、今後虐待事件を抑止、防止するためにも、理念条例は必要であり、児童相談所、警察などとの積極的な連携策が必要であると考えます。ぜひこうした事案について、高野市長候補にも提案し、その実現に期待するものです。(府中市議会議員 ゆうきりょう)
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