(府中市長選挙 1月21日告示、28日投開票)府中市長選挙 高野律雄 市長候補(現職)を支持します(その1)・・府中市議会議員 ゆうきりょう(自由クラブ)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
明日(1月21日)告示、1月28日投開票で府中市長選挙が行われます。立候補が予定されているのは、現職の高野律雄市長候補、無所属の甲田直己候補の二人です。私は自身が所属する会派「自由クラブ」の議員の仲間ともに、高野市長候補を支持しています。
★これまでの大型事業、スポーツ政策推進のイメージから、福祉、教育政策の公約が強く押し出されているように感じられる
今回の市長選挙は4期目をめざす高野市長候補のこれまで3期、12年間の成果を踏まえ、さらにグレードアップさせる施策が期待されています。私は現在の府中市が抱えるハード、ソフトの課題に正面から向き合い、現状の府中市のたらざる点、市民からの不満、意見、要望に対して素直に向き合える市長であってほしいと期待しています。
これまで3期目の市長選における、高野市長候補政策については、大型事業(府中駅南口再開発、新市庁舎建設、新給食センター建設)や、スポーツ対策(オリンピック・パラリンピック対策、スポーツタウン府中など)の色彩が強く感じましたが、今回はその影を潜め、ソフト面で市民生活を充実させる政策がこれまでより、強調されていると私には感じられ、期待するものが大きいです。
★コロナ禍の体験をふまえ、福祉保健対策の拡充に期待
高野市長の3期目の4年間はそれまでの2期目8年間の状況と比較すると、大きな変動に見舞われた4年間であったと思われ,、なかでも新型コロナ感染拡大対策とコロナ禍の日常(20年4月以降)は、高野市長にとって試練の出来事であり、こうした体験が今回の政策公約に影響を与えたと推察できます。
この点でコロナ禍における対策ついて、根本的には国の対策の不十分な中身によるところが多いのですが、感染症対策への課題が避けて通れず、予期せぬパンデミックに対する備えをしておくことの重要性を、私も認識しました。今回の高野市長の公約の1つに「ウイルス感染症対策などに必要な保健所との連携や保健師相互のネットワークを充実する」とあり、期待したいものです。
この点では高野市長は「府中市が中核市へ移行することも視野に、保健所を市内に設置することも将来的に考える」という方針も同意します。一方で保健所の開設を待たずにできる施策として、市の責任で感染症に対し保健所が担うべき相談窓口の開設、とくに行政による調整機能について民間の医療機関とも協力できる施策の推進についても期待したいものです。
★教育・子育て支援策で他市に先駆けての実績を評価、今後は不登校児童、生徒対策、その居場所づくりに期待
教育・子育て関係の実績として、多摩地域で先駆けて実現した施策として①18歳までの子ども医療費完全無償化、②公立小中学校の給食費完全無償化、③学校施設老朽化対策は他市より先行する優れた実績と思います。あわせて保育所の待機児童数が多摩地域で最多を記録した時期(2015年~16年ごろ)がありましたが、数年間で保育所を増設しほぼ待機児童数を解消したことは、大きく評価できるのではないでしょうか。
また増え続ける小中学校の不登校児童、生徒の対策について、なかでも各学校におけるサポートルームの充実について期待されるところが大きいです。あわせて日常から不登校児童生徒の居場所づくりについて、市の公共施設はもとより、民間、市民団体とも協力、協働して施策の充実を期待したいものです。
★地域包括センター圏域と文化センター圏域の統一について・・現場の事業者、利用者の理解を得るために誠実、真摯な対応を
総合的な福祉計画として、高野市長の今回の公約では「文化センター圏域と同一の新たな福祉エリアでの支えあい体制を充実する」とあります。これはこれまでの地域包括圏域エリアを、文化センター圏域と統一して福利エリアでの支えあい体制の充実を図ることを意味しています。
私もこの方針に基本的には賛成なのですが、現場の事業者、またこれまで包括センターを利用してきた市民の方々からは、不安の声が届いてます(12月議会の一般質問)。こうした声に対しては、誠実な対応を求めると同時に、今回の新たな方針が中長期に見て、市民生活に利益のあるものであることを、真摯に、誠実に説得し、対応してほしいものです。(その2へ続く) 府中市議会議員 ゆうきりょう
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