(府中市)武蔵野市の公立小学校で学校配布のタブレット端末を使い、男子児童が女子児童の着替え盗撮していた!
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
★男子児童が女子児童の着替えを盗撮、児童間で盗撮画像を共有していた
今朝の朝日新聞多摩版で武蔵野市の公立小学校で複数の男子児童が学校から配布されたタブレット端末を使い、女子児童の着替えを盗撮していたとし、警視庁が調べていることを伝えています。記事では「関係者によると、高学年の複数の男子児童が昨年12月、女子児童が更衣室として利用していた教室に端末をしのばせ、着替えの様子を盗撮」「盗撮行為は複数回にわたり行われ、多数の女子児童が被害にあった」「男子児童は端末に入っているアプリを使い、盗撮した画像を児童間で共有もしていた」とし、武蔵野署が学校から事情を調べているとあります。
★こうした事件は氷山の一角?!何が人の尊厳を傷つける行為かの教育も不可欠
この記事では、昨年12月に学校側が保護者会を開催、「被害にあった児童の保護者の一人は『娘の心の傷は深く、加害児童と顔をあわせたくない』と登校に不安を感じている」とし「教育委員会が主体的に再発防止に取り組んでほしい」としています。
また記事ではこうした事件が起こる背景について、「今回の事件は氷山の一角、今の時代、誰でも当事者になりうる」「学校でICTに関する教育はしても、盗撮などの具体的な事例を挙げて説明しておらず、表面的な指導になりがち。何が人の尊厳を傷つける行為でなぜ悪いのかまで、子どもの理解が追いついてないのではにないか」「加害児童だけの問題ではなく、その子が学ぶ機会をつくってこなかった大人や社会の問題として対処していく必要がある」(NPO法人、ピルコンの染谷理事長)と専門家の方は指摘されています。
~恐らくこうした事件は起こりうるのではないかと、薄々感じてはいましたが、やはり表面化してしまいました。インターネット上でも様々な盗撮行為の画像が流失していますが、そうした画像を見る子どもたちが、タブレット端末を使い真似する行為が発生したことは、悲しいことです。
この記事のなかで専門家の方が述べているように、人の尊厳を傷つける行為が何であるかという教育、体験がない状態のまま、学校教育に活用されるはずのタブレット端末が、悪用されている実態が明らかになりました。他市で発覚した事例とはいえ、私もこの問題を重く見て、ぜひ3月の市議会予算委員会では、この問題について質疑をしたいと考えています。(府中市議 ゆうきりょう)
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