(府中市)東京都が災害時における通信障害の発生に備え、市区町村に携帯型の衛星通信機器を配備へ(読売新聞)
★能登半島地震の教訓・・災害発生時に携帯電話が使用不能となる
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝の読売新聞多摩版に東京都は市区町村に携帯型の衛星通信機器を配備すると伝えています。記事によると、「今回の能登半島地震の被災地で携帯電話の基地局が使えなくなって通信障害が起きたことを踏まえ、災害時の通信手段として活用する」とのことです(新年度予算で4億円を計上)。これにより24年度中に区部と多摩地域へ53台、島部へ18台配備、都庁に6台を予定、設置場所については役所などで、行政機関同士の連絡に使うとあります。
記事では「宇宙企業スペースXの衛星通信網『スターリンク』を利用、地上の通史網が使えなくなってもインターネット接続や通話ができるようにする」そうです。他にも都は災害時の備えとして、携帯トイレの備蓄を現在の200万人分から40万人分を増やすほか、社会福祉施設を対象とした非常用電源設置補助制度を新設するとあります。
今回の能登半島地震の住民生活への対応が遅れている理由の1つに、携帯での通信障害があるのではないでしょうか。東京都は区部、多摩地域などあわせれば人口が1396万人もいるだけに、通信障害は被害をさらに広げることに直結すると思われます。その意味で今回の都の素早い対応は評価できるのではないでしょうか。ぜひ府中市においても今回の災害時の対応について、検証し生かしてほしいものです。(府中市議 ゆうきりょう)
★国府の縁で府中市が石川県の七尾市に支援物資を送る(東京新聞)
また今朝の東京新聞多摩版によると、府中市は9日、石川県七尾市に支援物資を届けたとして、「七尾市から要望があった非常用飲料水(1リットル入り)1800本とアルファ米2千食、ブルーシート200枚」を支援物資として送ったとのことです。k時によると「(両市は)ともに律令(りつりょう)制の役所『国府』があった自治体として、交流を続けている縁で支援を申し出た」とのことです。
府中市は2009年に開催された「国府サミット」以来、能登に国府があったとされる七尾市と交流している縁があるそうです。また市では8日夜から、防災危機管理課の職員5人がトラックなど2台で出発し、9日午前中に七尾市役所に到着、支援物資を搬入したそうです。
私も今回の能登半島地震を受けて、府中市から支援策の必要性を感じていただけに、早い市の対応に感謝の気持ちを表したいと思います。(府中市議 ゆうきりょう)
※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情などご意見、ご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp