29 11月

(府中市)全国の小中高生 視力1.0未満が最多に・・22年度デジタル端末の使用が影響か(東京新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★子どもたちの視力低下の原因は・・スマートフォンやデジタル端末を使う時間が増えたため

今朝の東京新聞に文科省が22年度の学校保健統計調査を発表し、「裸眼視力が1.0未満の割合は小学生で37.88%、中学生が61.23%、高校生が71.56%でいずれも過去最多」との結果だったとあります。記事では「視力低下が深刻で、同省は『スマートフォンやデジタル端末を使う時間が増えたため』と分析。目を画面から30センチ以上離すなどの活用を呼び掛けている」としています。

また記事では「視力1.0未満を学年別にみると、小1で23.20%、小6でw53.19%、中高もおおむね学年が上がると悪化」「裸眼視力も0.3%未満では小学生11.99%、中学生28.26%、高校生42.1%で小学生は過去最多」とあります。

★新型コロナの影響で運動が不十分で、生活リズムが崩れた可能性がある

また身長別標準体重から算出した肥満度についても調査、「小5が12.48%で比1%超増、中2が10.68%で1%弱増となるなど、小中高とも全学年で増加傾向」とのこと。これについて文科省は「新型コロナの影響で運動が不十分で、生活リズムが崩れた可能性がある」と分析。なおこの調査は一部の学校を抽出して健康診断結果を集計したものだそうです。

コロナ禍前と後という社会状況が変化したこともあり、コロナ禍前の19年度以前とは単純に比較はできない面もありますが、視力低下についてはタブレット端末での学習が進んだ影響によるもの、またスマートフォンを日常生活で使用することから、こうした結果になったものと推察できます。

今回の学校保健統計調査結果については、府中市内の小中学校の児童生徒についても同様の傾向と思われます。この調査結果の分析から子どもたちの健全な成長、発育をめざす対策を分析、講じる必要がありますが、タブレット端末、スマートフォンの活用から逃れることができない今日、どうにもならない現実もあるようです。

※学校保健統計調査とは(東京新聞解説記事より)・・「学校保健安全法にもとづき、国公私立の幼稚園、小中高校の児童生徒に実施した健康診断結果を抽出してまとめている。発育や健康状態の把握のため、1948年度から毎年実施。今回は健康状態については全児童生徒の25%にあたる約322万人分を集計。身長、体重の他、鼻や耳の病気、虫歯、アトピー性皮膚炎がある割合も調べた」。

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