19 8月

(府中市)熱中症対策 部活動の前後も注意、警戒が必要・・山形県米沢市の中学生が部活動後に死亡

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

今朝の朝日新聞報道によると先月、山形県米沢市で部活動から帰宅途中の中学1年生が熱中症とみられる症状で死亡した事故をうけて、各地の教育委員会、中学校では熱中症対策の状況について報じています。

★暑さ指数に応じて機敏に対応(新宿区の公立中学校)

新宿区内の公立中学校のソフトテニス部では、「気温や湿度などから算出される『暑さ指数』の測定器を使い、①暑さ指数31以上=運動は原則中止、②28以上=厳重警戒(激しい運動は中止)、③21以上=注意(積極的に水分補給)という指針を示しており、部活動の実施の目安として学校現場で広く活用されている」とあります。このソフトテニス部の顧問の方は「部活動の3時間、計測器を常に確認できる場所に置いていた」「帰路の安全確保にも気を配り、『帰る前にも水分をとり、水筒に水を入れるように伝えています』」。また記事では、部活動終了後に生徒の様子を見て、慎重を期して帰宅に付き添ったこともあるといいます。

★府中市でも新たな熱中症予防指針を求めたい

今回の米沢市の死亡事故をうけて埼玉県熊谷市の教育委員会では「部活動中の熱中症対策だけでなく、活動後の健康観察も行うよう求めた」とあり、また大阪府豊中市の公立中学校では、部活動後に生徒の健康観察をして、少しでも様子がおかしければ保護者に状況を伝えるなどの対応を検討するとしています。また福岡県久留米市では部活動後のクールダウンを重視し、「体を冷やすためにプールに入らせたり、冷房の利いた教室で休ませたりしている」という方針を実施しているあそうです。こうした対応が各地の学校現場などで行われている様子を伝えています。

府中市教育委員会においても昨年7月に、熱中症予防指針を発出しています。今年はさらに昨年とは違う状況でもあり、また米沢市の事故を踏まえ、新たな指針の発出を求めたいと思います。

※府中市教育委員会の熱中症活動予防指針→ 2206300123.pdf (city.fuchu.tokyo.jp)

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