府中市の中学校でもインターネットを通じた「オンライン」英会話教育を・・東大和市の中学校で「オンライン英会話」授業開始
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
昨日(7月26日付)読売新聞多摩版に東大和市の公立中学校5校で、海外の外国人講師と生徒が、インターネットを通じて会話する「オンライン英会話」の授業を始めことを伝えています。記事によると「インターネットを使った1対1の英語の授業は、多摩地域では初めて」として「英語力の向上を狙う」としています。
★画面の向こうに英語の講師と英会話を実践的にやり取り
記事では「市内のある中学校3年生の生徒47人がタブレット端末で、英会話のレッスンをうけ、画面の向こうにはフィリピンの外国人講師からの質問に生徒が英語や身振り手振りでやり取りをする実践型の授業を展開。「授業が始まる前は、1対1で外国人講師と話すことに不安を感じる生徒もいた」とのことですが、同校の主任教諭の方は「始まったらみんなうまくなじんでいた。ALTでは一言も話さない生徒もいたが、一人ひとりの話す量が多くなり、オンライン英会話は間違いなくプラスになる」とその手ごたえを伝えています。
★スピーキングテスト対策としても有効な授業
この記事にもありますが、都立高校の入試の合否判定の1つに「英語スピーキングテスト」が昨年度から実施されています。このテストでは英会話力の重要性が指摘されていることから、こうした「オンライン英会話」の導入は極めて意義があるのではないでしょうか。ちなみに東大和市では6月26日からオンライン英会話がスタート、年間で約30分のレッスンを授業で5回、夏休み、冬休みなどに自宅で5回受講するのが必須で、希望者についてはさらに5回受けることもできるそうです。また独自のスピーキングテストも実施して英語力の定着を図るとしています。
こうした「オンライン英会話」による英語力の向上は、スピーキングの実践力向上にとって必須授業と思われます。これまでの英語の授業は文法、英文読解力などに力を入れていたようですが、英会話力を通じて英語を学ぶ楽しさを感じることで、英語と日本語の良い意味での違いも身に着けることができるのではないでしょうか。ぜひ府中市の中学校でも参考にする価値はあると思います。
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