(府中市)府中市でもヤングケアラー支援のために介護事業計画の改訂を・・国が自治体の相談体制拡充へ、厚労省が基本方針を明記へ
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
昨日(7月9日)の読売新聞一面に、厚労省は来年度、家族を介護する若者「ヤングケアラー」への支援強化について報じ、「介護保険事業の方向性を決める新たな基本指針の原案に盛り込む」方向とあります。また「介護保険の実施主体である市区町村は、介護サービスを実施するための事業計画に、支援方針を反映、地域での相談体制を拡充する」とのことです。
★「団塊の世代」が75歳以上になる2025年をみすえた介護事業の改訂
記事では590万にんいる「団塊の世代」が75歳以上になる2025年をみすえ、高齢者介護を担う若者の負担軽減策を市区町村に促し、自治体は3年ごとの介護保険法改正にあわせて、事業計画の見直しを行うそうです。「文科省はすでに学校現場での対策に着手し、社会福祉士などの有資格者らが相談になる体制作りを進めている」「来年度以降、各自治体に高齢者支援窓口『地域包括支援センター』の相談体制の強化を促す。地域の民生委員らと連携、支援に取り組む」との方針です。
あわせて「地域のニーズに応じた介護サービスの提供体制を整備するとの考えを基本方針に示し、「地域の高齢者が気軽に集い、介護予防の拠点とされる『通いの場』の活動が、新型コロナ感染拡大期間に休止したことをうけ、活動再開にむけた取り組みの重要性についてもふれる」とのことです。
★学校での対策と介護事業との関係で行政の横の連携も
ヤングケアラーの課題が話題になったのは4年ほど前ですが、「団塊の世代」の後期高齢者化することをみすえ、国も対策を急いで示してきた感があります。この読売記事にもありますが、介護保険事業との関係は大変重要で、これまでヤングケアラー支援策は、学校現場での対応策が主に取り上げられていた感があります。ぜひこの点では文科省と厚労省との横の連携についても期待したいです。
府中市においても国の基本方針をうけて介護事業での対策を急ぐよう、求めたいと思います。 (7月11日はブログをお休みさせていただきます)
※ゆうきりょうの ヤングケアラー問題の関連ブログ↓
府中市でも深刻なヤングケアラーに支援策の具体化を・・高崎市で初のヤングケアラー支援策を実施へ – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
(府中市)府中市がヤングケアラーの支援強化のために、日本財団と連携協定(令和5年4月28日) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
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