(府中市)京王線府中駅周辺、再開発地区の活性化を求める市民からの要望(令和5年度府中市長あての要望と市の回答)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
令和5年度府中市長あての予算要望のなかに、府中駅周辺、再開発地区の活性化に関する要望も複数ありましたので、以下、要望と市の回答について掲載させていただきます。
★要望① 府中駅南口再開発ビル「ル・シーニュ」のテナントの家賃が高く、どこでも同じようなナショナルチェーンの店しか出店できず、個人の創意ある出店の機会が封じられています。仕方なくナショナルチェーンで消費した時の利益は、府中市外の本社にもっていかれてしまいます。これでは地元経済発展のサイクルが回りません。
●市の回答⇒府中市では空き店舗等対策家賃補助事業として、市内の空き店舗を活用し、新たに開業する事業者に対して、家賃を一部補助する事業を実施しています。府中らしさやオリジナリティのある個人店舗等が出店しやすいように、制度のより一層の周知をしていきます。
★要望② ケヤキ並木の駐輪場「ちょこりんスポット」がなくなり、高齢者には極めて買い物のしにく場所となりました。バリアフリーの流れのなかで、高低差などバリアのない駐輪場の復活を求めたいです。
●市の回答⇒高齢者や幼児を同乗させた利用者などに配慮し、地上部分に駐車できる府中駅南第二自転車駐車場を、公益財団法人自転車駐車場整備センターとの協定により、平成31年2月から開設するなどの対応をしています。
★要望③ 「ル・シーニュ」の東側一部の段差解消を要望します。市側の瑕疵であれば、敷地と歩道の段差を市の負担で歩道側にかさ上げにより解消などの、速やかな解消策を要望します。
●市の回答⇒「ル・シーニュ」の管理組合では、再開発組合から引き継がれた段差解消係る費用を確保していますが、実施時期は未定と伺っています。
~他にも「旧伊勢丹(現在のミッテン)と『くるる』の間を通る道路を相互通行にしたことでこの事も関係して、交通広場新設で動線を無視してペデストリアンデッキ主体に設定し、横断歩道を廃止したことは大きな誤り」「このことで府中駅東側への人の流れが悪くなった」との指摘が複数あります。
府中市は「市民にとって住みやすい街」として高い評価を得ていますが、府中駅を中心とする近隣都市の「都市間競争」という点では、劣勢なのが現状ではないでしょうか。劣勢を取り戻すためにも府中駅周辺の街づくりの活性化策を、成功させなければなりません。民間の知恵と活力を生かし、また駅利用者、消費者のニーズに合致した街づくりをしなければ、府中の繁栄はありません。
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