(府中市)府中市でもNPO、市民と協力して困窮家庭支援「子ども宅食」に協力支援を
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今朝(5月2日)の朝日新聞多摩版に、都内文京区が困窮する子育て世帯に食品を届ける「子ども宅食」で、同事業へ寄付の状況と支援策について掲載されています。
★制度利用世帯が4倍に、寄付金は目標額に達せず
記事では文京区では複数のNPO団体と協働して17年度から子ども宅食事業を開始。「区在住の就学援助や児童扶養手当受給世帯が対象、23年4月現在で664世帯が利用」とのことです。最近ではコロナ禍や物価高騰などを背景に同事業の利用世帯が4倍増になったそうです。
記事によると、配送するのは食品や日用品などで、2ヶ月に1回の定期便で、臨時に送ることもあるそうです。またこの事業には企業の寄付でも実施しているそうですが、寄付以外にも食品購入や配送費用など、区に寄せられたふるさと納税で賄てっいるとあります。ちなみに寄付金は22年度は目標額に対して1400万円が不足したとのことです。記事の中でこの「フローレンスの桂山奈緒さんは『活動を通じて貧困が重篤化せずにできた面があったのではないか。予防的効果が一定程度あったと感じる』『コロナ以降貧困世帯が増え、厳しさを増している。活動を継続し拡大したい』」と述べておられます。
府中市内においても複数の団体、市民の方がたによる子ども食堂の運営、生活困窮家庭への支援をされておられます。議会でもこうした課題について複数の議員さんが取り上げられています。府中市も文京区のようにNPO団体とも協働し、市民や企業からの寄付について、資金や食材など多面的にものをを募り、貧困から子育て世帯、子どもたちを守る施策を求めたいものです。
★ゆうきりょう から生活困窮世帯への支援策の要望と市の回答(令和5年度予算要望から)
●府中市への要望 「生活困窮家庭」に対する食事支援として、経済的理由などを原因とする子どもの食事格差を解消するため、世田谷区が実施している「子ども配食として1回100円の利用料で、500円程度の弁当を届ける」行政サービスを府中市でも実施するよう検討してください。
●府中市市の回答⇒ 市内の子ども食堂の運営団体は、子どもの居場所づくりなどを目的に、安価な利用料で事業運営していますが、その効果の1つとして生活困窮者の支援につながるものと考えています。市としては、今後とも補助金を交付するなど運営団体を支援していきます。
~長島昭久代議士(東京30区)のツイートから引用・・『補正を繋いで30億円程度積み増してきましたが、まだまだ手を挙げる自治体が少なく、かなり予算が余ってます。夏休みまでが勝負です!どんどん輪を広げ、府中市の社協(府中市は宅食事業の中間支援団体として社協を活用しています)に申し込んでください』。府中市社会福祉協議会 電話042-364-5137 ~
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