府中市に子育てに関する施策(学童クラブ、保育園、幼稚園など)に関する要望と市の回答その2(令和5年度府中市長あての予算要望と回答から)
令和5年度府中市長あての予算要望のなかには、子育てに関する施策について多数要望が寄せられました。そのなかから、保育、子ども食堂、学童クラブ、育児休業などに関する要望と市の回答について以下、2回目の内容について、掲載させていただきます。
★要望1 保護者らが保育探しの「保活」の負担を減らすために、市として無料通信アプリ「ライン」を活用して保育所検索と相談ができるサービスを検討してください。
●市の回答⇒保護者がニーズに合致した施設やサービスを選択できるように、適切な情報提供や支援を行うことは重要となりますので、そのための効果的な手段を研究します。
★要望2 「生活困難層の家庭」に対する食事支援として、経済的理由などを原因とする子どもの「食事格差」の解消を図るため、世田谷区が実施している「子ども配食として1回100円の利用料で、500円程度の弁当を届ける」行政サービスを府中市でも実施するよう検討してください。
●市の回答⇒市内の子ども食堂の運営団体は、子どもの居場所づくりなどを目的に、安価な利用料で事業運営していますが、その効果の1つとして生活困窮者の支援にもつながるものと考えています。市としても今後とも補助金を交付するなど、運営団体を支援していきます。
★要望3 学童クラブの補食について、アレルギー反応を起こす補食をなくしてください。各家庭で持参するのではなく、アレルギー反応を起こさせない食事を要望します。
●市の回答⇒学童クラブでは間食として調理済みの菓子類やパンなどを提供しており、購入時を含む複数段階で含有するアレルギー物資を確認しています。今後も引きつづき、アレルギーをもつ児童への提供時には細心の注意を払って間食の提供に努めます。
★要望4 江戸川区のように区内の中小企業で働く区民が育児休業の期間(最長2年)を超えて仕事を休めるように、区民と企業が金銭的に支援する制度を創設することを検討してください。
●市の回答⇒①育児休業は育児、介護休業法において、保育所に入所できなかった場合などを理由に、最大で子どもが2歳になるまで延長することができるとされており、当該期間を超える休業に対する支援制度については、国や東京都、近隣市の動向を注視しながら、調査研究していきます。
②職業と家庭生活が両立できる職場環境づくりのために、厚労省が実施する両立支援等助成金において、事業所の規定に基づき、2歳を超える期間も支援の対象となっていることから、制度の周知を行っています。
※プロフィール&政策 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
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