府中市の資源ごみ、不燃物の処理に関する要望と市の回答について(令和5年度府中市長あての要望と回答から)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
令和5年度府中市長あての要望のなかに、市民の方がたからゴミ資源袋や排出に関するご意見などを多数伺いました。そのなかから要望と市の回答について以下掲載させていただきます。
★要望1 家電製品などは結構大きな発砲スチロールが混入されています。発砲スチロールだけは透明の袋にいれて、出してもいいように改善を要望します。
●市の回答⇒ トレイや緩衝材などの発砲スチロールは、容器包装リサイクル法に基づく資源化を推進し、過剰包装抑制などの働きかけの動機づけを行うことで、発生の抑制を図っています。分別が複雑化することや、無料で回収する場合、分別不適物混入の可能性が高くなる懸念もあることから、実施は困難と考えています。
★要望2 22年度4月から雑誌や雑紙の収集が4週間ごとに変わりましたが、どれほどの市民がリサイクルできる紙類を可燃ごみで捨てるように変わったのか、市として調査をしてほしい。
●市の回答⇒毎年、ごみを指定収集袋の種類ごとに組成の分析をしており、可燃ごみとして排出された紙類の割合は、令和3年度が8.11%、4年度が8.01%となっています。組成分析は今後も継続して実施します。
★要望3 千葉市が実験的にミニストップなどで有料ゴミ袋を市の指定のゴミ袋1枚を8円で販売しています。府中市でも同じことができないか要望します。あわせて素材をもう少し強めにしてほしいです。
●市の回答⇒先行事例では、商品の販売時にレジ袋と市の指定収集袋を選べるようにする取り組みをしていますが、レジ袋の削減効果が認められたとしている自治体がある一方で、マイバックをお持ちになる方が増えている状況下では、レジ袋の代わりに指定収集袋を選択する方が少なく、レジ袋兼用の専用デザインの指定収集袋が過剰在庫になっている自治体があります。このことから、まずは指定収集袋をレジ袋として利用する需要を適切にとらえる必要があるものと考えています。
●市の回答⇒ゴミ袋の素材については、JIS規格に沿った品質基準を仕様として定め、第三者機関による強度試験結果により、厚さ測定、引張試験、衝撃の強さなど、すべての項目において基準以上との結果を確認しており、通常の使用方法において問題ないと考えています。
※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp