府中市の水にPFASの影響はあるのか・・西多摩など「影響広い」、市民団体が調査(朝日新聞)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
今朝(4月7日)の朝日新聞多摩版に、有機フッ素化合物(PFAS)について、「多摩の住民の血中濃度を独自に調査している市民団体が、中間報告を公表。1月に公表した国分寺市民以外に、立川市や西多摩の広域で高い濃度を示す住民がいた」と報じています。
この市民団体(多摩地域の有機フッ素化合物汚染を明らかにする会)は、1月に公表した87人を含む計273人分の結果を公表、「立川、羽村、福生、青梅の4市など西多摩を中心に19市町村の住民の結果を公表」しています。
★全国平均の3.2倍、汚染地下水が水源とした水道水が主な要因では?
記事によると、今回の調査を分析した京大大学院の原田准教授は「ほぼ全員からPFASが検出された」とあり、「調査方法が異なる可能性もあるが、21年の環境省の調査と比べると全国平均の約3.2倍にあたる」そうです。記事のなかで原田准教授は「やはり汚染地下水が水源とした水道水が主な要因と考えられる」とし、「今飲む水は低濃度でも、注意深く健康状態などを見守る必要がある」と指摘されています。ちなみにこの市民団体では5月中にも全約650人分の最終結果をまとめる予定とのことです。
★自治体から国へ声を上げ続けること、米軍横田基地との関連性も究明を
これは大変興味深い結果です。前回の調査結果では、国分寺や国立、府中などでPFASの影響があるというものでしたが、今回の調査ではさらに西多摩地域にまで影響が広がっているとのことです。原田准教授も指摘されているように、今ただちに影響がなくても将来的には悪影響があるの可能性も当然です。国も調査に乗り出すとのことですが、やはり米軍横田基地との関連性について疑義が生じざるえないでしょう。ぜひ政府による真摯な対応と自治体からも、原因究明を求める声を上げ続けなくてはなりません。
府中市の武蔵台浄水所の水質汚染問題で市と協議しました・・市は主体的に東京都と国へ市民の健康守るための行動を – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
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