28 3月

府中市の小中学校での通常学級での障害児授業はどうなっているか・・文科省が通常学級で学ぶ時間の「制限」を通達

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

先日の東京新聞で特別支援学級の障害児が通常学級で学ぶ時間について、「文科省が昨年4月、週の授業の半分以下とするよう通知していた」との記事があり、「31都道府県が通知に沿って授業数を制限するよう市区町村教育委員会に要請していることがわかった」とあります。

★文科省は従来の方針転換を否定するが

この記事にもありますが、文科省はこれまで障害児が通常学級で学ぶことを推奨しましたが、この通知では従来の方針を一部転換したことになる可能性があります。記事では「一部の自治体では通常学級で過ごす時間が大半を占め『支援学級で障害の状態などに応じた指導を受けていない事例がある』と指摘」「こうしたケースは不適切で、支援学級で学ぶべき時間の『目安』として一週間の授業の半分以下を確保するよう求めた」とのことです。

この記事ではこの通達に反発する声として「障碍者団体や一部保護者は、障害のない子と『共に学ぶ』教育の流れに逆行すると反発。これに対し文科省は「支援学級で半分以上を過ごす必要がない子どもは通常学級へ在籍変更するよう促すのが通知の目的だ」として後退を否定しているとのことです。

★府中市の学校現場では文科省通達はどうなっているのか

この通達をうけて府中市の小中学校における障害児教育の実態について気になるところです。文科省の方針に沿い、府中市教育委員会でも「インクルーシブ教育」を推奨していきましたが、実態は情緒発達障害のある児童生徒が、通常学級に馴染まず不登校になっているという保護者の方々の声も複数伺ってきました。府中市では情緒発達障害のある子どもに対し、固定学級を創設する方針がないので、今回の文科省通達が学校現場でどのようになっているのか、調査する必要がある感じています。

※参考資料「支援学級をめぐる文科省通知」(東京新聞3月27日付記事より)

23年4月、文科省が全国の都道府県などに発出した通知では、障害があり小中学校の特別支援学級に在籍する児童、生徒について一部の自治体の対応を問題視し、これらの子どもが必要な指導を受けていないまま通常学級で大半の時間を過ごすことは『不適切』だと指摘。支援学級で受けるべき授業時間の目安を示してきたほか、障害が軽い児童、生徒が通常学級に在籍しながら一時的に別室で特別な指導を受ける『通級指導』の制度を活用するよう求めた。

※ゆうきりょうの参考ブログ 府中市の小中学校にも自閉症・情緒障害児童 専門の固定学級新設を求めたい①(ゆうきりょう の府中市議会令和4年度第1回定例会 一般質問) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

※ゆうきりょうの参考ブログ 府中市の小中学校にも自閉症・情緒障害児童 専門の固定学級創設を・・都内13年間で5倍のクラス数増加へ ②(ゆうきりょう の府中市議会一般質問) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)

※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp

pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus