府中市の学童クラブでも小学4年生以上の利用を拡充してほしい・・各地で増える学童クラブの「詰め込み」状態
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
先日、東京新聞で「詰め込み学童」「まるで鳥小屋」「受け皿不足、全国36定員超」との見出しで、首都圏の学童クラブでは定員を超えて子どもを受け入れる「詰め込み学童」が横行していると報じています。
この点で、私あてにも保護者の方から要望が寄せられ、府中市長あての予算要望書にも加えています。
★受け皿不足については、学校施設の活用も検討(市の回答)
★要望⇒小学4年生以降は学童保育が利用しにくい状況となっています。低学年優先となり定員に達している学童が多い状況で、4年生以降の登録が厳しいのが実態です。4年生以降も、どの地域の学童クラブでも利用できる体制づくりをお願いします。
●市の回答⇒学校敷地内または隣接地での建設地の確保が困難な状況となっているため、学校から離れた場所でも適地があれば新規増設を検討しています。また市では入会要件を満たす小学1~3年生および、障害のある児童のすべてを受け入れており、4年生以上の児童は定員の空き状況に応じて受け入れをしています。今後は学校施設建て替えの機会をとらえ、施設の充実に努めるとともに、学校施設などの活用をはじめとするハード面の整備について、引き続き検討していきます。
★表向きは待機児童解消と言っているが、その実態は詰め込み
府中市でもこうした状況ですから、首都圏における学童クラブは押しなべて似た状況と思われます。この東京新聞の記事では「1教室に120人、すぐに施設を増やせず 自治体苦悩」との見出しがついています。全国学童保育連絡協議会調査によると、国の基準である40人を超えて受け入れている「詰め込み学童」は全体の36%を占めているそうです。表向きは待機児童が解消しているとのことですが、受け皿が足りてないので、詰め込みとならざる得ないわけです。
この課題については他の議員さんも取り上げる方もいますが、市の対応については私への答弁にある通りです。また学童クラブの支援員も足りていない状況のようで、良い解決策がすぐに見いだせない状況となっています。
※ゆうきりょうのブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールなどお寄せください。アドレス yuki4551@ozzio.jp