府中市朝日町のイトーヨーカ堂の開業は遠のいてしまうのか・・セブン&アイ・ホールディングスが全国の14店舗を閉鎖へ、経営の合理化と集中を強める(令和5年3月9日)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
★イトーヨーカ堂が全国の126店舗中14店舗を閉鎖へ
府中市の朝日町(西武多摩川線多磨駅東口)に建設開業予定の民間商業施設、イトーヨーカドーについて周辺住民の方々から注目されていますが、そうしたなか、3月9日付産経ネットニュースによると、「セブン&アイ・ホールディングスは9日、低迷が続く傘下の総合スーパー『イトーヨーカ堂』の不採算店舗閉鎖を含むグループ全体の合理化策を公表した」と報じています。報道によると、イトーヨーカ堂の全国126店舗(今年2月末時点)のうち、14店舗の閉鎖を決定。また、アパレル事業から完全撤退する意向も併せて明らかにしたそうです。
同ニュースでは「イトーヨーカ堂については、令和8年2月末時点で93店舗まで店舗数を縮小する。イトーヨーカ堂はこれまでも、不採算店を閉鎖したり、セブン&アイ傘下の別スーパーに移管したりして店舗数を減らしてきた。スーパー事業についてはイトーヨーカ堂と食品スーパーを手掛けるヨークなどの統合再編を進め、首都圏での運営効率化を進める」とも報じています。
★今後はコンビニ事業に経営資源を集中する経営戦略
同社については同グループ戦略の軸であるコンビニ事業に経営資源を集中するとの経営戦略が報じられてきました。また報道によると同社の株主である米投資ファンドが、イトーヨーカ堂などの低収益部門を切り離し、稼ぎ頭のコンビニ事業に経営資源を集中するよう求めているそうで、「セブン&アイは合理化策を公表し、物言う株主の理解を得たい考えとみられる」とのことです。
★朝日町にイトーヨーカ堂が開業される「夢」は遠のくのか・・
府中市の朝日町に予定されているイトーヨーカ堂については、2015年に誘致開業が決まった後、2020年にオープン予定でしたが、開業の延長決定を重ね、現在は2026年の予定です。しかしながら開業延長については、コロナ禍以前のことであり、今日の経済状況と今回のリストラ方針をうけて、さらに開業が遠のく可能性を感じています。
※ゆうきりょうの関連ブログ⇒ 府中市朝日町(多磨駅東口)のイトーヨーカドー開設を期待していたが・・・(市民からの声より) – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
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