府中市民でPFAS(有機フッ素化合物)に不安を抱く方は、立川相互ふれあいクリニック(立川市)で相談外来の設置を予定しています(東京新聞)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。
この間、ブログでも掲載した有機フッ素化合物、PFAS(ピーファス)の問題で、相談外来を設置する病院について、今朝(3月4日)の東京新聞1面トップニュース(3月4日付)で報じています。
この記事によると、「PFASについて社会医療法人社団『健生会』(東京都立川市)が4月以降、専門知識を持った医師による健康相談窓口『PFAS相談外来』を設置する。同会によると、全国初の取り組みで、松崎正人専務理事は「不安を抱く人に医療機関として腰を据えて対応していきたい」と語った(東京新聞ネットニュースより)。このニュースにもありますが、多摩地域ではすでに高濃度でPFASが検出されており、東京都(水道局)では井戸34本の取水を停止しています。
また記事では「同会は、市民団体『多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会』が昨年11月から実施する地域住民のPFAS血液検査で採血会場も提供し、協力してきた」とのことで、「当面は、検査の参加者約600人の中で希望者の健康状態を継続的にチェックし、治療が必要ならば専門の診療科を紹介する。検査に参加していない人でも、PFAS摂取を抑える方法を助言したり、健康相談に応じたりする。料金は未定」と報じています。
PFASの発生については全国では沖縄県内でも在日米軍基地の関係で、高濃度汚染が問題になっていますが、この多摩地域においても横田基地との関係性も指摘されています。また先日は、国も本格的な調査に乗り出すことを決めました。今後の動向について注目していきます。
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