府中市でも水道水の安全性を求めるために、住民の血液検査を(その2)・・国に横田基地内の土壌調査を求めたい
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日のブログ 府中市でも水道水の安全性を求めるために、住民の血液検査を・・市民団体が横田基地周辺の住民を対象に血液検査の実施へ – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp) に続きで、東京新聞11月13日付に、市民団体が多摩地域の井戸水で検出された有機フッ素化合物(PFAS)の住民への影響を調べる大規模血液検査で、その役割を担われる原田浩二、京都大学准教授の指摘が注目されます。
★沖縄嘉手納基地でのPFASでの汚染
記事のなかで原田教授は「沖縄では、汚染源周辺に米軍基地以外のPFAS使用施設がほぼないため、関連性が強く疑われた。周辺状況は異なるが、同じ米軍基地の横田でも可能性を考えなければならない」と指摘されています。
ちなみに記事によると、沖縄での検査は「今年6~7月にあり、387人を分析、嘉手納基地周辺の浄水場の配水地区で住民の血中のPFOS濃度が全国平均の3.1倍に上ることが明らかになった」とあり、原田教授は「土壌にゆっくり浸透し河川や地下水に染み出る濃度がなかなか下がらない性質にふれ、『まずは汚染を引き起こしている土壌を特定することが重要。基地に立ち入りできるよう国や自治体に交渉すべきだ』」としています。
★横田基地の調査は難しいというが、住民の命に関わる問題であり、国が究明の真相の先頭に立つべき
一方で記事のなかで東京都の担当は、横田基地を調査することは考えておらず、「地下水脈の流れは複雑で漏出経路の特定が難しい」とあります。府中市でも武蔵台浄水場から高濃度のPFASが検出されたこともあり、府中市民にとって他人事ではありません。市議会でも全議員一致で国に汚染原因の究明を求める意見書も可決されているほどです。恐らく「多摩地域のPFAS汚染を明らかにする会」の方がたは、今後、府中市民も対象にした血液検査も実施すると思われるだけに、今後もこの動きを注視したいと思います。
※参考ブログ⇒ 府中武蔵台浄水所から基準値を超えた有害物資検出・・府中市の住民から有害物資の血中濃度平均値が全国平均の2倍に – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
府中市議会で「水道水源井戸の有機フッ素化合物汚染の原因究明と汚染除去を求める意見書」が全会派一致で可決 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
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