府中市の小中学校のPTAの組織と運営方針を改革するために 役員担い手不足を考える時期に
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。この間、ブログで小中学校のPTA活動のあり方について掲載してきました。
先日(10月23日)の東京新聞朝刊にも、旅行会社の「近畿日本ツーリスト」がPTAの業務を代行していることについて報じています。記事によると同社はPTAの広報誌のデザインと印刷、専用ホームページの作成、行事の受付、事務作業への人材派遣、イベントの企画と運営、講演会などの実施などのサービスを請け負うとしています。
価格については広報紙作成では30ページ、300部で参考価格が20万程度とのことです。近畿日本ツーリストでは、修学旅行で学校と信頼を得てきた強みを生かしたいという方針のもと、これらのサービスをスタートさせたそうです。
また記事のなかで「PTA業務を丸ごと外注したい」との相談も寄せられたこともあるそうです。記事では「LINEサービスを提供するワークスモバイルジャパンがPTA役員経験者へのアンケートで、PTA活動で非効率な点について問い、48%が『会議のために学校に行くこと』と回答、『会員への連絡と通達』が35.9%、「資料の作成と印刷」が35.6%とのことです。
このように時間と労力を割く任務を引き受けざるをえないのがPTAの役員の業務です。しかしながら共働き世帯が多数の今日、役員を引き受ける保護者の方がいないのもわかります。一方でこの記事にもありますが、業務を外注に出すということになれば、それ相応の費用経費がかかるわけです。これを誰がどのような金額で負担するのかということも問題になるでしょう。
先日のブログでも紹介しましたが、府中第六小学校のPTA組織のように、「持続可能なPTA」のあり方を根本的に考え、改革しなければならない時に来ていると思います。ぜひ府中市の小中学校のPTA組織も変化することをためらわない改革を期待したいものです。※府中市内の小中学校のPTA活動を持続可能なものに改革する時・・府中第六小学校のPTA活動の改革方針 – 市民派無所属 府中市議会議員 ゆうきりょう (r-yuuki.jp)
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