府中市の小中学校のPTAの業務軽減を考える・・業務の外部委託も1つの方法
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日のブログ「府中市の小中学校のPTA役員を外部委託できるサービスを導入してほしい・」をご覧になった方の感想をいただきましたので、紹介させていただきます。
「加入にあたって任意の団体ではあるが、 ほぼ強制的に入れられ会費を支払う。 (役員を)やりたくないのに、くじ引きで強制的にやらされている方も。 お家の方と学校で、子どものために行う組織と考えると、 無理やりやらされている状態も問題だけれど、 外部委託をして本来の目的が正常に行われるのかも疑問です」。こうした市民の方からの声をいただきました。(以上、市民の方の感想)
★加入を義務付ける法的根拠はないが、戦後の教育改革の柱の1つであるPTA組織
PTAとは「各学校で組織された保護者と教職員(児童を含まない)による社会教育関係団体で、児童・生徒はPTA会員ではありません。PTA自体は任意加入の団体であり、結成や加入を義務付ける法的根拠はなく、全ての児童生徒のための無償ボランティア活動というのが、本来のあり方です。歴史をひもとくと、戦前にもこうした性質の団体はありましたが、戦後1947年には、占領軍であるGHQが『日本教育制度改革に関する指令』を定め、PTAが日本の民主主義教育推進のために積極的な役割を果たすことを期待し、勧奨した」(Wikipediaより)歴史があり、今日まで続いてます。
★近畿日本ツーリストが、PTAの実務を引き受ける委託サービスを開始
前回ブログで紹介した保護者の方のお声にあるように、小中学校のPTAの役員になると任務が重くて、なり手がないというお話はよく伺います。インターネット上で検索すると、その役員を決める会議ではかなりの長時間拘束され、参加者からは悲痛な感想が掲載されているものもありました。
そこで民間企業もこのPTAの実務的な任務を軽減しようと、大手旅行会社「近畿日本ツーリスト」が、その実務任務を代行するサービスを始めるなど、民間企業が利益になると判断するほど、PTAの実務の任務が多いということなのでしょう。
私もこうした外部委託をするサービスを活用することも、有効ではないかと考えるものですが、恐らく結構な費用が発生すると思われます。一度、話を伺いたいと思います。
※「府中市の令和5年度予算案について、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月25日ぐらいまでにメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 ★要望内容の例・・街のライフライン(鉄道駅、バス停車場、道路、信号、カーブミラー設置、公共施設など多数)、市の福祉制度に関すること、小中学校に通うお子さんに関すること、幼稚園、保育所、学童保育、介護、障害者福祉、公共行政のサービスに関することなど、または新型コロナウイルスに関することでも結構です。※ただし要望内容によっては、私のほうで整理修正、あるいは取捨選択する場合もありますが、どうかご了承ください。 アドレス yuki4551@ozzio.jp まで