18 8月

府中市でも国と連携して「無園児」の対策を・・政府が「無園児」の対策を本格化へ

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。昨日(8月17日)付の産経新聞で、保育所や幼稚園に通っていない小学校の就学前の子ども(0~5歳)のうち、育児で困難をかかえる家庭について、政府が本格的な対策に乗り出すことを報じています。

★「無園児」がいる家庭で虐待のリスクが高いとの指摘をうけて

記事では「施設に通わない子どもは『無園児』と呼ばれ、親子が孤立すれば虐待などのリスクが高まるとの指摘があり、回避するのが狙い」とあります。この問題では先進的な取り組みをしている自治体、民間団体への聞き取を進めており、来年4月に創設される「子ども家庭庁」で具体的な支援策を検討、すでに設立準備会では有識者らの委員会を設置するとのことです。

記事によると、厚労省は保育園、幼稚園、認定こども園に通っていない0~5歳児が全国で約182万人(令和元年)にのぼると推計しているそうです(ただし認可外施設、企業主導型保育園を利用する子どもの数は含まれていない)。

保育園や幼稚園は義務教育とは異なり、保護者の判断によって通わせるかどうかを決めるもので、「核家族化や地域とのつながりの希薄化により、『保育所などを利用していない家庭が孤立し、孤育てを強いられている』と指摘」しています。

この府中市内においても当然、「無園児」の子どもはいると思われます。幼児虐待の環境では、こうした「無園児」の存在があるはずです。ぜひ府中市でも国とも連携して、対策を検討するよう要望したいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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