府中市の再犯防止計画でも、刑務所の出所者雇用について、職種の多様化、受け入れ態勢拡充を・・政府で再犯防止計画案が審議
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の読売新聞で、刑務所からの出所者、非行少年の社会復帰にむけ、政府が策定する「再犯防止推進計画」案の概要について報じています。
記事では「出所者を雇用する『協力雇用主』の職種多様化、18,19歳の『特定少年』向けの犯罪防止プログラムの充実を盛り込む」としています。この政府の計画は出所者の社会的孤立を防ぐのも狙いがあるとし、現状では出所者の協力雇用主の登録や、実際に雇用している会社が極めて少なく、業種も建設業に偏っているとのことです。今後は職種の多様化、受け入れ先分野を増やす方針とあります。あわせて18,19歳の「特定少年」については、性犯罪や飲酒運転などに関する改善プログラムを導入し、再犯の減少をめざすとしています。
またこの記事では「出所者が相談しやすい態勢を作るために、地域で保護司やNPOなどが集まる会議体をつくり、各機関の連携を後押しする支援員を配置することも掲げた」とのことです。府中市においても国の再犯防止推進法にもとづき、同計画が策定、実施されていますが、こうした現状課題については、同様の傾向と思われます。今回の政府方針案にもふれながら、9月議会ではこの問題について、一般質問をしたいと考えています。
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