府中市が来年度から、高校生の医療費を所得制限なしの完全実施へ(読売新聞ネットニュースより)
★多摩地域の自治体でさきがけて、自主財源で実施へ
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(7月2日)の読売新聞インターネットニュースによると、「東京都が来年度から実施を予定している高校生の医療費助成について、府中市の高野律雄市長は1日、所得制限なしの完全無償化とし、都の助成の対象外分は市の自主財源で補う方針を明らかにした」と同新聞社の取材に答えたと報じています。
同ニュースのなかで、高野市長は読売新聞の取材に対して、「子育てしやすいまち、府中として、高校生についても無償化に取り組んでいきたい」とコメントし、9月の定例市議会には、医療費助成のシステム改修費を含む補正予算案を提出するとのことです。高校生の医療費無料化については、23区が高校生まで完全無償化を実施する方針でしたが、多摩地域では府中市がさきがけて、自主財源で実施することになります。
私は高野市長のこの決断を歓迎するものです。今後、わが国は少子高齢化が進行するもとで、子育て世帯、若年層にどれだけ魅力のある行政サービスを実施して、人口流入を図るかで、自治体間の「競争」になると思います。それだけに府中市の豊富な財政を、こうした福祉のソフト面において活用することは、大変意義あることです。
※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。