府中市はじめ自治体は、猛暑から生活保護利用者の命と健康を守るために、生活保護制度に 夏季加算をしてほしい
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。連日、猛暑のような日々が続いていますが、そこで気になるのが生活困窮者の方々の冷房の問題です。数年前ですが、私が厚生委員会に所属しているとき、「府中生活と健康を守る会」から提出されていた陳情、「猛暑から生活保護利用者の命と健康を守るために、生活保護制度に 夏季加算を新設する」ことを、府中市議会として国と都に意見書を提出することを求める陳情が賛成多数(市民の風、生活者ネット、市民フォーラム、公明府中)で可決されたことがあります。
この時の陳情では、「生活保護制度には、冬季は暖房費充当分として『冬季加算』があり生活への援助がありますが、『夏季加算』の制度がありません。クーラーの電気代補助として『夏季加算の新設』は、生活保護利用者が命と健康を守る切実な願いです。私たちが7月に府中市生活援護課と懇談した際、夏季加算新設の必要性は理解できるとして、『東京都市生活保護担当課長会から東京都予算要望事項として福祉保健局に夏季加算の支給について要望を上げている』との説明がありました。
この時の陳情には、当時の8月には、熱中症による死者数が170人で、エアコンを使っていなかった屋内での死亡で、70代以上の高齢者がほとんどだったとのことです。またこの陳情では「この夏の猛暑の中で月額3,000円~5,000円の電気代増が生活を圧迫しています」としています。この暑さは命の危険さえ危ぶまれる暑さなだけに、国や自治体の住民の命を守る施策を求めたいと思います。
※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。