府中市の建物にも古い生コンを混ぜた不正生コンが使われていた可能性大・・川崎市の生コンクリート製造会社による不正出荷問題
★古い生コンを混ぜて出荷、JIS認証取り消し 戸建て住宅など70棟に使用された疑い
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。神奈川県川崎市の生コンクリートの製造会社(小島建材店、川崎市宮前区)が、余った古い生コンクリートを混ぜて不正に出荷していたニュースが連日報道されています。そこで今日(6月8日)のTBSネットニュースによると「戸建て住宅などおよそ70棟の建物で不正なコンクリートが使われた可能性」について伝えています。
そもそも、古い生コンクリートを新しいものと混ぜる行為は、コンクリートの強度に問題が生じる恐れがあるとして、日本産業規格「JIS」で認められていません。
同ニュースでは「国土交通省によると、小島建材店は今年1月からおよそ1か月間にわたり、不正な生コンクリートを出荷していたということで、今年2月、JISの認証が取り消されています。不正なコンクリートは神奈川県の川崎市と横浜市、東京都の5つの区と市のそれぞれの建築現場で使われた可能性があり、大半が戸建て住宅だ」と報じています。
★府中市の担当者も「建築基準に適合しなければ直してもらうしかない」(府中市の担当者)
またJNNが各自治体に問い合わせたところ、「不正なコンクリートは7つの区と市のあわせて70の建物などで使われた可能性がある」ことを報じています。ニュースのなかで府中市の担当者は「『使われている箇所が基礎部分なので、建築基準に適合しなければ直してもらうしかない』と話しています。
つまり府中市の建物にも不正コンクリートが使用されていたわけですから、これは重大問題です。その建物が公共施設なのか、民間施設なのかわかりません。この問題について、私も重要な課題と考え、緊急要望など検討したいと考えています。
※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。