府中市の小中学校でも国と連携してヤングケアラー支援策を・・厚労省が学校、自治体向けにヤングケアラー支援手引き作成
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。先日の朝日新聞に、大人にかわって日常的に家事や家族の世話をするヤングケアラーに関し、厚労省は学校や自治体などが連携支援するためのマニュアルを公表したと報じています。
記事では「主体となるコーディネーターを配置することを提言。ケアラーのこどもの早期発見にむけ、問題への理解を深めるのも重要」と解説。また現場での事例を紹介し、「担当者が多いと全体方針がぶれる恐れがあり、素早い情報共有も難しくなることから、支援計を立てて役割分担を明確にすべき」と強調。本人や家族の考えを尊重しながらサポートし、「行政だけでなく地域全体で見守ること」についても指摘しているとのことです。
府中市議会でもヤングケアラーの問題について取り上げる議員さんもいるように、全国的な課題にもなっていただけに、厚労省も動き始めました。
子どもたちはなかなか本音が言えないものです。このあたりを学校関係者がいかに内情を察して、きめ細やかな対応策ができるかではないでしょうか。また教員だけでなく、地域やヤングケアラーに寄り添う方の存在を育成できる、自主的な地域サークルなども期待されます。今後の動向を注視したいと思います。
※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。