10 5月

府中市が新たに「府中市 中心市街地活性化ビジョン」を策定・・・政府からの補助金をうけた「中心市街地活性化計画」は終了

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市が政府から認定をうけ、財政的支援をえた「中心市街地活性化計画」は平成28年4月から、この令和4年3月末をもって終了しました。

★理念、数値的指標、事業を柱に府中駅周辺の活性化策を具体化

府中市は今後も中心市街地の活性化策を継続するために、独自の「中心市街地活性化ビジョン」を新たに策定しました。期間は令和4年度から12年度までとし、①商業活性化の推進で魅力あふれるまちづくり、②地域資源をいかしたにぎわいあるまちづくり、③文化、歴史を育み暮らしやすいまちづくり、の3点を掲げています。さらに具体的な指標として①大規模商業施設の年間販売額の向上、②中心市街地空き店舗数の減少、③東京競馬場タイアップ年間利用組数向上、④休日の歩行者交通量の増加、⑤公共施設の年間利用者数の増加、などを柱にしています。

またビジョン実現の事業として①にぎわい創出事業(人を集める)、②商業活性化事業(売り上げを増やす)、③回遊性創出事業(人が動く)、④エリアマネジメント事業(人が交わる、⑤調査、研究事業(まちを分析する)を実施するとあります。

★「お上」頼りの行政支援策、「お役所仕事的発想」とならないよう

先日のブログでも掲載しましたが、政府から認定をうけた「中心市街地活性化計画」はその計画年度中に新型コロナ感染拡大という、予期せぬ事態をうけ、目標にはほど遠い結果になったと思われます。こうした点も考慮しながらも、同計画の検証作業をするべきと考えます。

また具体的指標として掲げた①大規模商業施設の年間販売額の向上、②中心市街地空き店舗数の減少、③東京競馬場タイアップ年間利用組数向上は、個々の民間企業や民間団体が、独自の営業努力で成績をあげるべき課題であり、行政が計画を策定し支援することは、民間の努力を促すためには逆に支障になると、私は思います。自由経済体制のもと、市場のことを一番知っているのは民間企業であり、「お上」に頼る行政支援策は成功しないことは、この間の全国の経験から見ても明らかではないでしょうか。くれぐれも「お役所仕事発想」的な計画とならないよう、議会としてもチェツクするべきです。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

 

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