18 4月

府中市内にある1983年以前建築のマンション管理はどうなっているのか①・・・全国では管理不全の兆候が16%(朝日新聞)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(4月18日)の朝日新聞1、3面に「都内にある1983年以前に建築されたマンションに、管理不全の兆候が16%」との記事が掲載されています。記事によると都が条例にもとづき、1983年までに建てられた住戸数6戸以上のマンション約1万2千棟を調査したところ、「都に届け出を済ませた9236棟(80%)のうち、15.9%にあたる1497棟に管理不全の兆候がある」とのことです。

★住民の高齢化、人任せの管理がマンション管理不全の背景に

また記事によると国交省調査では「築40年超のマンションは2020年の103戸から、40年には4倍の404戸になる」と推計。今後も管理不全のマンションは増えるだろうとしています。例として神奈川県大和市のマンションでは、近年の台風の際、修繕の必要性が生じたものの「修繕積立金が足りず、仮の補修しかできなかった」とあります。この件で「70代の前理事長は『資金もなく、住民の多くも管理は人任せ。計画的に修繕できず、問題が大きくなってから対処するしかできない』」と実態を語っています。

また記事ではマンション管理業務を行う会社の担当者の話で「住民の管理意識の低さが管理不全につながっている」とし、さらに所有者も高齢化がすすみ、修繕費を積み立てることができない状況も浮かんできます。

★今後はマンションの総量規制も必要ではないか

この問題で大阪経済法科大学の米山教授は「人口増の時代は住宅の量を確保するために新築供給は合理性があったが、今後も新規供給が増えると、古いマンションの空き室が増え、将来的には管理不全につながる恐れもある」として、新規マンションの総量規制政策の必要性についても述べられています。

この記事を読んで、まず「府中市は大丈夫なのか」と思いました。府中市は人口増の背景に大規模マンションの新規建設が進んでいることがあります。この点について、またブログで掲載したいと思います。

※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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