東京外語大学(府中市)で「生理の貧困」対応へ・・府中市内の公民施設(女性トイレ)でも「生理の貧困」への対応を広げたい
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(4月18日)の東京新聞多摩版で、東京外語大学は新学期から、学内の女性用と多目的トイレで生理用品の無償提供をしているとの記事があります。
★外語大の学生が自主的にアンケートを実施、取り組み進める
記事によると、学生による企画が契機となって実現したとのこと。記事では「同大学の公認組織が昨年11月、経済的理由から生理用品の入手困難な『生理の貧困』の問題に取り組もうと、学内のトイレの一部で試行的に生理用品を無償配布し、学生へのアンケートを行った」とあります。その結果「常設を求める声が大半を占め、関心が高い」とのことだったそうです。同大学では講義棟、留学生日本語教育センターなど計23か所に設置。「コロナ禍のなかで、学生が生の声を直接聞いて、コミュニケーションを取りながら企画を進めた意義は大きい」と職員の方も語っています。
★「ローリングストック方式で関係機関に配布したい」(府中市の回答)
「生理の貧困」については社会的な問題になっており、府中市議会でも取り上げた議員さんも複数おられます。私も令和4年度予算要望で「防災用に備蓄して、入れ替え時期がきた生理用品などの無償提供」を要望しました。市の回答は「令和3年度より備蓄生理用品を買い換えており、今後はローリングストック方式により、関係機関を通じて配布していきたい」との回答内容でした。
「生理の貧困」は人間の尊厳にもかかわる課題ではないでしょうか。ぜひ国をはじめ多くの自治体、また民間施設においても「生理の貧困」の解消にむけて、様々な取り組みが広がることを願います。
※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。