府中市教育委員会でも、ネットでの いじめの防止対策方針を・・町田市がネットでのいじめ防止策を改定へ
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今朝(4月16日)の読売新聞多摩版に、町田市の教育委員会が市のいじめ防止基本方針を改定し、ネットでのいじめにも対応する内容に改正したとあります。
これは町田市の小学校で起きた、当時小6女子児童が、ネットを介したいじめを苦に自殺した事件(20年11月)をうけ、市の教育委員会が対応をしたもの。記事によると「自殺した事件では、児童に1人1台貸与しているタブレット端末のチャットで女児への中傷が書き込まれた」とされ、こうした背景のもと今回の方針改定をされたとあります。
この記事によると、改定した基本方針では「学校ごとに校長や生活指導担当教諭らで構成されるチームの会議を毎月開催するよう義務づけた」とあり、「子どもたちの気持ちや本音を把握する心理検査を小5と中2で年2回行う」とのことです。
★形式的な会議とならない工夫を
最近の児童、生徒のいじめも以前とは様相を変え、ネットのなかでの陰湿な悪口、陰口のものが増えている聞きます。その意味で今回の町田の方針改定がどの程度効力を発揮するか、注視したいものです。ただ、学校ごとの会議を増やすとのことですが、これが形式的な会議にならない工夫をしなければいけないと思います。教員の立場からすると「忙しいのにまた会議が増えるのか」という思いもあるでしょう。
★いじれられていることを知られたくない子どもの心理
また自身がいじめられていることを、親や兄弟、友人に言いたくない、知られたくないというのが、多くの子どもたちの心理ではないでしょうか。私も以前、市議会でいじめの問題を一般質問したことがありますが、このあたりの子どもの感情について、親御さんから大変リアルな経験談を伺ったことあります。
大変難しい課題ですが、避けて通れない今日の問題として、ぜひ府中市教育委員会においても、ネットでのいじめ対応方針についても実行力のある方針を望みたいものです。
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