府中市でも「地域猫」の命を守るために施策の充実を!・・・日比谷公園の「地域猫」が保護団体の努力で「ゼロ」に
★日比谷公園の「地域猫」がゼロに 愛猫家団体、長年の保護活動実る
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。今日(4月4日)付の毎日新聞インターネットニュースで、日比谷公園(千代田区)から、去勢・不妊手術を施されてボランティアに見守られてきた「地域猫」が、地域の保護猫団体による捕獲と譲渡などの努力により「ゼロ」になったという記事が配信されています。
同ニュースによると「2000年ごろには捨てられたり繁殖したりして飼い主のいない猫が60~80匹はいたとされる日比谷公園」。「飼い主のいない猫」の命を守るために愛猫家団体「ちよだニャンとなる会」(一般財団法人)のみなさん。同記事によると「『ニャンとなる会』が日比谷公園の状況改善に乗り出したきっかけは、区が2000年に始めた、飼い主がいない猫に対する去勢・不妊手術費用の助成事業だ。対象地域は区内全域。区が保健所のスタッフとともに活動するボランティアを募集し、その過程で『ニャンとなる会』が結成された」そうです。
★駆虫や餌代…費用に課題、千代田区が助成制度
課題となったのは費用とのことで、「駆虫などには1匹あたり約25万円がかかる」、「飼い主が1年以上見つからないこともあり、預かり場所や餌代の確保も悩ましい」。こうした努力が実を結び、地域猫の数は着実に減り「会」のみなさんが保護、譲渡を済ませた猫は、この20年余で約150匹に上るそうです。
★府中市内でも「地域猫」を保護、譲渡会にだされる保護団体の方々が活動
府中市内にも複数の地域猫を保護されている活動団体(市の環境政策課認定ボランティア団体など)の方々がいらっしゃいます。私も2018年12月議会の一般質問で「地域猫の対策と施策の拡充を求めて」を取り上げた際、市内で活動されている「NPO法人 府中猫の会」の方からご意見、ご要望などいただき参考にさせていただきました。また地域猫対策では毎年、府中市への予算要望でも掲載していますが、府中市の対策も一定前進していますが、まだまだ支援策の中身について、その拡充を求めたいです。私も猫を愛する一人としてもぜひこの課題については、今後も議会で取り上げていきたいと考えています。
★動物の遺棄は1年以下の懲役、または100万円以下の罰金
今日付の毎日新聞インターネットニュースのこの記事の最後に「地域猫がいなくなっても仕事は終わらない。心ない人が飼い猫を捨てたりすることもあり得るからだ。20年施行の改正動物愛護法で、動物の遺棄に対する罰則は『1年以下の懲役または100万円以下の罰金』とされている。香取さん(会の代表)は『動物の遺棄はまぎれもない犯罪です。厳しく監視します』」。
★府中市のホームページより ⇒ 飼い主のいない猫(野良猫)に関するお悩みについて 東京都府中市ホームページ (city.fuchu.tokyo.jp)
★地域猫に対する府中市へのお問い合わせ 環境対策課 電話 042-335-4195
※府中市議会議員 ゆうきりょう は府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。 アドレス yuki4551@ozzio.jp までお気軽にお寄せください。