01 4月

府中市では児童、生徒の不登校対策として「不登校特例校」の設置を含む総合的な対策を推進します

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市では児童、生徒の学びの機会を保障するための支援策の充実について検討しています。第1回市議会定例会において高野市長の市政運営方針のなかにも「(不登校児童、生徒に対する)相談体制を拡充するとともに、関係機関とも連携しながら、きめ細かい支援を実施します。不登校対策では、不登校特例校の設置を含む対策を総合的に推進します」(広報ふちゅう、4月1日号より)との説明もありました。

現在、府中市内の児童、生徒の不登校の人数は300人を超える人数とのことです。これは武蔵台小学校1校の児童数(270人強)を超える人数になります。私もこの数字を聞いたときは、少し驚きましたがそれが実態なわけです。

★3年後(令和7年度)に、新しい教育センターの竣工とあわせて設置を予定

府中市の教育部からは以前、市議会において「不登校特例の設置にむけて検討をすすめている」という報告がありました。「不登校児童、生徒を対象とする特別に編成された教育課程にもとづく教育を行う学校(不登校特例校)の設置について、検討を進めてきた」とし、場所については市立教育センター内に特例校を設置するとしています。なお市立教育センターについては現在の施設が老朽化していることから、新しい教育センターに設置するとしています。ちなみに新教育センターの設置予定地は「清水が丘1-3」(東府中駅南口の近く)とのことです。

★今後の予定・・3年後の令和7年度に設置へむけての進行予定

●令和4年度・・新教育センターの基本設計と実施設計の完了、不登校特例校の運営形態の検討

●令和5年度・・新教育センターの改修工事着工、不登校特例校の運営形態の決定、

●令和6年度・・新教育センターの改修工事の竣工など

●令和7年度・・供用開始の予定です。

他の自治体においても増加する不登校児童、生徒への対応策として「不登校特例校」を設置する市も増えていますが、府中市も具体的な対策に乗り出すことになりました。教育を受ける権利が日本国憲法において保障されている児童、生徒さんたちが、「不登校」というかたちで学ぶ機会を失うことは元来、あってはならないことです。ぜひ議会においても保護者の方々からの要望なども伺い、取り上げてみたいと考えています。

※府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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