府中市朝日町の民間商業施設(イトーヨーカドー)の開業予定は、2026年度以降に延期へ(3月4日基地対策跡地特別委員会報告)
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。市内の北東地域の住民の方々からのお声のなかで、「西武線多摩駅東側、朝日町に建設開業予定の民間商業施設、イトーヨーカドーの開業予定についてどうなっているのか」という問い合わせが多数あります。この問題では以前から、議会においても他会派の議員の方が質疑で取りあげ、市の答弁は「2024年4月以降になるとの連絡があった」との答弁がありました。
ところが3月4日に開催された、市議会「基地跡地等特別委員会」において、市当局からこの問題で再度報告があり、「イトーヨーカドー側から2026年度以降に開業を延期する」との報告があったとのことです。同社が主張する理由としては、①新型コロナ感染拡大の影響のもと、経済の停滞②物価の上昇などをうけ個人消費の低迷という経済環境から、開業予定を2年間延長し、2026年4月以降に延期するとの報告があったとのことです。
★開業予定は当初2020年⇒21年⇒23年⇒24年→26年4月以降へと変遷
朝日町のイトーヨーカドーの開業は当初は2020年、次に2021年となり、次に2023年度以降、さらに2024年4月以降、そして今回の2026年4月以降ということに変遷しています。ちなみに「24年度以降に延期」という見解は2019年であり、コロナ禍以前の話です。この直後に新型コロナウィルス感染拡大がやってきたわけです。またイトーヨーカドーについては、3年前の2019年10月10日付の朝日デジタルニュースによると当時、「33店舗で閉店やグループ外企業との連携を検討する。具体的な店舗名は公表していない。また、衣料や住居関連事業を見直し、同事業の売り場面積を減らす。従業員数を22年度末には18年度末比で約1700人減らす」と報じていました。
★食品衣料品スーパーができるだけでもありがたい(住民の声)
先日も近隣の住民の方から「大型商業施設でなくてもいいので、せめて食品や衣料品、雑貨品などのスーパーができるだけでも、この地域に住むものにはありがたいです」というお声をいただきました。引き続き、市に対しても民間商業施設の誘致を要望していきたいと思います。
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