17 2月

府中市の小中学校にも自閉症・情緒障害をもつ子どもたちのより良い教育のために、固定学級の新設を求めたい

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。府中市は市内のすべての学校に特別支援教室を設置していますが、一方で知的障害とはまではいかない、自閉症・情緒障害をもつ児童、生徒に対する固定学級がありません。「合理的配慮支援員」の配置などで、個別対応をしていますが、多摩地域の複数の近隣自治体には固定学級が設置されています。

★通常学級を「バリアフリー化」する方針で対応できるのか

教育委員会の「第三次特別支援教育推進計画」を見ると、いくつからの方針の大きな柱がありますが、その柱の1つに、府中市の場合は情緒障害の支援については、固定学級設置をするのではなく、「通常学級をバリアフリー化する」という概念があります。これは東京都の障害児童に対する教育方針に沿って、ということらしいのですが、だいたい情緒障害支援の固定学級を設置している近隣の自治体は、それらの必要性を認識して、すでに固定学級を設置しています。

★多摩市など多摩地域の自治体には、情緒障害児に対する固定学級がある

他の市では、知的障害とまではいかないが通常学級では厳しい境界域の子供も受け入れてもらえるところが多いです。特に国分寺市や日野市は10年以上前からあるそうです、調布市や国立市でも、受け入れる固定学級があるわけです。先ほどの答弁でも多摩地域では15市で32校、中学校で13市19校あるそうです。

なかでも隣の多摩市では(人口14万6千人)、知的障害の個別学級とは別に、自閉症情緒障害の固定学級が小学校に4校、中学校に2校あります。また国分寺市は市内に1校、国立市は市内に2校ですので、設置されているそうです。一方で人口26万の府中市に一つも設置されていません。

★なぜ府中市にないのか・・高学年になるにしたがい情緒障害に2次障害が

保護者の方に伺うと、自閉症・情緒障害児の場合、小学校でも高学年になるにしたがって複雑になり、このままでは、不登校やうつ病、いじめなどの2次障害が増えていく可能性があるそうです。この際、ぜひ府中市にも他の市同様に、自閉症・情緒障害をもつ児童、生徒に対応する固定学級の創設を一般質問で求めていきます。

※府中市政、生活相談、コロナ対策、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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