府中市でもコロナ禍において「新しい生活様式」に即した住宅改修制度の創設を・・12月市議会一般質問
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。新型コロナの感染拡大の長期化が予想されるなか、感染拡大防止策として住宅やオフィス、商業店舗などを「新しい生活様式」に改修リフォームすることを促進する制度が各地の自治体で実施されています。この12月議会の一般質問で、そうした制度の実現を求めて質疑をしました。
★制度実施については、今後も市民ニーズや国、東京都、企業等の動向を注視していく
★質問1・・『新しい生活様式』に即した『感染予防対策』や『働き方の新しいスタイル』につながる、住宅や商業店舗などの改修改築の支援策について、市に施策の実施を求めたいが、考えを伺いたい。
●答弁1→府中市では、現在、国及び東京都の住宅リフォーム関連制度の情報提供等を通じて、テレワーク等の「新しい生活様式」にも対応した住宅や商業店舗などの環境づくりを進めておりますが、一部の企業においては、テレワークを縮小して出社を促す動きが見られているとの報道もあることから、今後も市民ニーズや国、東京都、企業等の動向を注視してまいります。
★質問2・・府中市の「産業支援策としての住宅や店舗などの改修補助事業についての市の考えを伺いたい。
●答弁2→府中市では、産業支援策としての住宅改修に係る補助事業はございませんが、コロナ禍における、小規模事業者の支援策の1つとして、販路開拓や業務効率化に取り組む事業者に対しまして、事業費の3分の2、30万円を限度に補助する「小規模事業者販路開拓事業」を展開しておりますので、これに該当する店舗改修の場合には、活用いただけるものと考えております。
★青梅市ですでに実施、府中市でも商品券形式で実施した実績がある
多摩地域では青梅市が今年度から制度をスタート、 市内に住んでいる方で3分の1、補助限度額150万円、 移住を予定している方で補助限度額2分1、100万円、住宅とテレワークの環境の促進を目的とする積極的な内容ですので、この際要望したい。
住宅リフォーム制度については以前、府中市でも2014年に臨時的措置として、「住宅スマイル建設券」という商品券の形式でしたが、住宅改修を補助する制度を実施した実績がある。スマイル建設券は1枚で額面5万5000円のものを一世帯20枚まで購入可能とする内容だった。当時の議会の質疑やりとり見まして、市はその経済効果について「有効であった」という前向きな主旨の答弁もしているので、こうした観点からも実施の検討を求める。
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