02 12月

府中市は身体を犠牲にしながら、街の落ち葉掃除をする住民に支援を・・市民のボランティア頼みでは限界

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。街路樹などの落ち葉を住民の方が自主的にお掃除されている姿をよく拝見しますが、市民の方から投稿をいただきましたので、以下紹介させていただきます。

★落ち葉掃除で足腰を痛めて通院される高齢者に心を痛める

多摩霊園の正門の側道、特に正門から見て左方向の立正院付近ですが、毎年この時期になると霊園の落ち葉で近隣の高齢の住民が毎日掃き掃除をしています。そして、足腰を痛めて私が勤務している病院に通院されてきます。私が住む団地もそうですが、高齢者の方は自ら動きますが、若者世代はこういった活動には参加しない世の中です。自分の家の敷地ではないのに毎日掃除をして、先日、掃除中に目眩で倒れたと聞いたこともあり、なおさら、心を痛めております。

朝掃いても、風が吹けば午後にはまた同じ繰り返し。私の団地は都の所有地ですが、規模が広く目が届かないのだと思うので、よく参道では見かける掃除するトラック(?)を頻繁に稼働できないものでしょうか?(市民の方の投稿から)

★80歳後半で体力がなくなるなか、落ち葉掃除もできない

この街路樹清掃について、以前も住民の方々から複数ご意見ご要望をいただきましたが、たとえば80歳を超えた老夫妻の方は「50年以上にわたり市内に住んでいて、近所の街路樹の落ち葉清掃を行ってましたが、せめて自宅の周辺は綺麗にしたい、また落ち葉のせいで、人が歩くとき滑る可能性もあり大変危険だから、落ち葉清掃をしてきた。しかしながら自身の年齢も80歳後半にさしかかるようになり、腰を曲げて清掃するのも本当に辛く、清掃活動をすることが困難になった。夏の時期など大変な作業です。もう体力も限界であり、どうにもならなくなった。なんとからならいものか」と相談をうけました。住民の高齢化が進むなかで、こうした相談はレアなケースではないと思います。

★市民のボランティア頼みでは限界

府中市は今、街路樹や公園樹木の落ち葉清掃については、「まちなかきらら」(インフラ管理ボランティア制度)などの市民ボランティアや自治会、町会の協力、また市としては清掃委託事業などで対応していますが、市民、住民の高齢化が進むなかで、落ち葉清掃が体力的に困難になっているのが現状です。以前もこの課題で一般質問をしましたが、市内の街路樹、公園樹木の清掃の在り方について、再度議会でも取り上げたいと思います。

 

※府中市政、市民相談、街づくりなど、市民のみなさんから要望を受け付けております。ぜひメールでお寄せください。匿名希望でも結構です。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp  までお気軽にお寄せください。

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