14 9月

府中市に介護認定の調査にケアマネの意見の反映と、市独自の介護助成施策の運用改善を求める①(府中市議会9月議会一般質問)

府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。

★介護認定調査時には、ケアマネの同席を求める

府中市議会の9月議会において、私は介護保険の認定調査のあり方と、市の独自の助成策のあり方などついて質疑をしました。

この間議員になって介護保険で要介護者の方からいただいた相談のなかに「身体の状況は改善していないが、なぜか介護度認定が下げられた」というものがあります。私は介護認定の調査時においては、認定調査員とともに要介護者の実態について一番把握しているケアマネージャーを同席させて、ケアマネージャー意見もその場で聞き、調査判定に反映させるよう、市として強く指導徹底すべきと要望しました。

これに対する市の答弁は「認定調査には、その正確性を期すため、調査時の同席者を求めているが、ケアマネジャーの同席は、介護保険制度上、必須とされていないため、その指導徹底する考えていない」として、「しかしながら、調査時には、画一的な調査で終わらないよう、同席者から日頃の状況を聞取り、より正確な状態を把握できるよう、認定調査員の質の向上に努めている」との答弁でした。

★介護度2でもおむつの必要な方、

また要介護3以上の方に府中市は独自の介護支援策を講じていますが、実際にはこれまで要介護3の方が、身体が改善されていないにもかかわらず、要介護2と判定され、市の独自助成を打ち切られた方もいます。しかしながら、実際には要介護3から2に下げられた方でも、おむつが必要な方がいますし、介護2でも車いす生活の方もいて、手足が不十分で車に乗れない必要な方もいます。こうした実態を鑑み、市独自の介護支援サービスについては、要介護者の生活実態に即したサービスを、介護2の方にも保障すべきではないかと考える」と要望しました。※(府中市は介護度3以上の方に、おむつの助成、タクシー乗車の助成など複数の事業をしています)

対する市の答弁は「要介護2以下の方の中で、身体状況が認定調査時と変わり、『寝たきり高齢者』に該当するような状態にある場合には、介護認定の『「区分変更』の手続きをご案内するなど、適切な制度利用につながるよう対応する」との答弁でした。

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