府中市内の放課後児童クラブの新型コロナ感染対策は大丈夫か・・各地でコロナ「第五波」学童保育の苦悩、黙食、3密回避・・不安残る対策
府中市議会議員の ゆうきりょう です。
★兵庫県高砂市の放課後児童クラブで大規模なクラスター発生
新型コロナのデルタ変異株による感染拡大は、10歳未満、10代にも大きく影響し、各地では学校、教育関係施設でのクラスターが急増しています。共同通信オンラインでは、兵庫県高砂市内の特定の学童保育所で8月下旬から児童らの新型コロナウイルス感染が相次いだ件を報じて、「学童保育所がある小学校は学級・学年閉鎖や休校措置を取らなかったことから、保護者らがわが子の感染を懸念して休ませ、その数は一時約200人に達した」と配信しています。
★学童クラブは原則開所が方針、しかし不安が残る現場の実態
また先日の朝日新聞でも各地の学童保育のコロナ感染状況について、「黙食、3密回避 対策でも不安」との見出しで記事を掲載。一方で「働く親へ 利用制限難しく」として、「コロナ禍でも学童は保育園と同様、開所が原則とされてきた」とし、世田谷区のケースを取り上げています。同区では「マスク着用など感染対策はしていたが、『学校のようにクラスごとに分かれるものではなく、人数が多いので対策が難しい』」。また記事では学童クラブ指導員に対するワクチンの優先接種は全国的にも一部にとどまっているとのことです。
私あてにも学童クラブ指導員の方から複数の要望が寄せられていますが、現場は密の状態で感染対策も不十分な様子を伺っています。府中市もこの記事にあるように、原則学童クラブは開所を原則方針としていますので、高砂市のようなクラスターは起こり得る可能性があるわけです。
★府中市も第6波に備えた対策を学校と学童クラブを両面で実施すべき
現在、コロナ感染は一時減少に向かっていますが、専門家の意見からは年末年始にかけて必ず第6波の感染拡大くると予測しています。その時に備えるためにも、私は9月15日からの始まる決算委員会においても、放課後児童クラブと支援員の感染対策、また学校での学級閉鎖や休校措置の際の考えと対策などについても質疑をしたいと考えています。
※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、ほかにも新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。また府中市の令和4年度予算案についても、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。 アドレス yuki4551@ozzio.jp