03 9月

なぜ府中市はじめ多摩の自治体では新型コロナ感染者の自宅療養支援が進まないのか

府中市議会議員の ゆうきりょう です。

★保健所を管轄する東京都が多摩の自治体に自宅療養者の情報共有をしないことが原因

今朝(9月3日)の読売新聞多摩版に「市町村 療養支援できず」「氏名、住所、情報共有訴え」との見出しで記事が掲載されています。この記事には武蔵野市について焦点があてられています。記事では「武蔵野市では8月に入り市内の自宅療養者は350人を超える日もあったが、保健所から伝えられるのは人数などの概要のみ」「療養者の氏名、住所などの個人情報は市には伝わらない」とのことです。一方で「都の保健所経由で自宅療養者と連絡をとり、必要でおあれば1週間分の食料品を配送しているが、7月以降の自宅療養者の急増にともない、食料品の配送が遅れて、市には『食料がない』と窮状を訴える声も寄せられた」とあります。

こうしたことを背景に武蔵野市の松下市長は東京都に対し「自宅療養者の市との情報共有を」と主張されていますが、この状況については府中市も全く同じ状況と言えます。しかしながら記事にもありますが、東京都は「個人情報の保護」を理由に情報共有に応じる姿勢はありません。

★府中市も武蔵野市と全く同じ状況

私も6月議会の一般質問でコロナ感染者の自宅療養者への支援策について質疑をした際、「(自宅療養者の数について)市は把握しているか」との質問をしましたが、答弁は「それについては保健所の任務なので把握できない」との内容でした。ですから府中市も武蔵野市と同じ状況なわけです。

そこで私は8月15日付で市長あてに「自宅療養者への支援策として、相談窓口の開設と自宅への食料支援」を要望し、8月31日から食料支援については市が実施することとなりました。保健所を管轄する東京都に対しては、府中市はじめ同じ保健所を管轄する6市で「自宅療養者の情報共有を求める」との要望をだされたようですが、今のところ都の動きはありません。この課題についてもぜひ9月議会の決算委員会で質疑をしたいと考えています。

※府中市議会議員 ゆうきりょう のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、ほかにも新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。また府中市の令和4年度予算案についても、市民のみなさんから要望を受け付けております。10月20日ぐらいまでにメールでお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

 

 

pocketlinehatebuimagegalleryaudiovideocategorytagchatquotegoogleplusfacebookinstagramtwitterrsssearchenvelopeheartstaruserclosesearch-plushomeclockupdateeditshare-squarechevron-leftchevron-rightleafexclamation-trianglecalendarcommentthumb-tacklinknaviconasideangle-double-upangle-double-downangle-upangle-downstar-halfstatus