府中市の待機児童数、28人で多摩地域で10番目 都内全体では1000人下回り過去最少数に(令和3年4月1日)
★府中市は5~6年ほど前は多摩地域でワーストワン、全国でも10位の待機児童数を記録していたが
昨日(7月31日)の朝日新聞多摩版に東京都内の保育所に入所できない待機児童数が公表されました。それによると府中市は前年より58人減少の28人で多摩地域では10番目です。一番は小平市の86人、次に町田市の76人、国分寺市の48人と続いています。
府中市の待機児童数は5~6年ほど前までは多摩地域で一番の待機児童数を数えて、当時全国でも第10位にランクされていたことがあります(383人)。市議会においても私も一般質問をしましたが、他にも多数の議員から早期の待機児童解消の要望がだされていました。そこで府中市は近年、私立の認可保育所を急ビッチで増設していったことと、昨年からはコロナ禍の状況も重なって今回の待機者数となったと思われます。
★隣の小金井市では待機児童解消の目途が立ったことから、市立保育所3園を廃園する方針
一方でその矢先に、隣の小金井市では市立保育所3園を廃止にする案が市から提案されるうという記事が東京新聞多摩版に掲載されました。小金井市では昭和40年代に建設された市立保育所のうち3園について、①老朽化であること、②また市の財政負担の問題がること、③今後は待機児童の問題が解消されつつあることから、私立の認可保育所で対応できるとの方針のもと、3園については廃園を議会に提案するとのことです。
新聞記事によると市民からは「定員は半分でもよいのでショートステイなど子育て支援機能を盛り込み、市営ならではの拠点として再整備してほしい」との声が同記事に掲載されています。
この小金井市の動きは、今後、府中市の保育行政にも影響を与える可能性もあると、私は考えています。ぜひ動向を注視したいと思います。
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