27 6月

府中市でも空家を改修して生活困窮者への住宅確保支援策を・・各地で空家を活用した住まい確保策広がる

★誰もがやり直せる社会の実現の第一歩を

6月25日付読売新聞多摩版に空家をシェアハウスに改修して、職を持たない賃貸住宅を借りることが難しい若者や、高齢者らに住居として提供する取り組みが広がっていると伝えています。「改修作業に加わった入居者にアルバイト代を支払ったり、仕事を紹介したりすることで生活支援につなげている」そうです。

例として国分寺市では新興企業の方々が、市内の2階建て民家を改修作業して、シェアハウス6室に変えているとしています。またこの改修作業に住人が作業に加わることで、家賃や生活費を稼ぐこともでき、平行して次の就労先を探したり、生活保護を申請して、生活基盤の建て直しをしているそうです。

ユニークなのは、物件は市に登録されている「空き家バンク」から紹介され、資金はクラウドファンディングで集めたとのこと。

★国は住宅セーフティーネット制度を実施、助成も実施

また江戸川区では賃貸物件を借りることが難しい高齢者らにむけて空家を改修する際、100万円を上限に費用の2分の1を助成していますが、この制度を活用して空家となった一軒家を改修、社団法人が運営し、単身の高齢者向け女性シェアハウスにしたケースも紹介されています。

記事にもありますがすでに国は2017年に「住宅セーフティーネット制度」を導入し、高齢者、低所得者、障害者らの住まい確保策を講じて、改修費用や家賃の減額文の助成制度もあります。府中市も空き家活用策の検討協議会も発足し、具体策をこうじているようですが、各地のこうした事例を紹介し、ぜひ市の施策としても発展してほしいものです。ぜひ一度議会でも取り上げたいと思います。

※このブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。  アドレス   yuki4551@ozzio.jp

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