府中市の新型コロナワクチン接種会場に遠くて行けない、どうすればいいのか(その2)・・課題解決に乗りだした自治体も
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私のブログがみなさんの情報のお役に立てれば嬉しいです。
★厚労省が自治体に事務連絡で「新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱い」を通達
さて昨日(4月17日)の続きですが、紹介した朝日新聞の記事では、「厚労省は自治体向け資料に往診する医療機関の確保や会場への移動手段などを検討のポイントをあげている」とし、「介護保険のヘルパーによる外出介助、デイサービス事業所の送迎車を活用した移動などが可能という事務連絡を自治体に出している」とあります。厚労省は今年の4月5日付で都道府県、政令市、中核市あてに「新型コロナウイルス感染症に係る介護サービス事業所の人員基準等の臨時的な取扱いについて」という文章も発出して、全国の介護事業所に周知しています。
★人出不足で厚労省通達通りサービスを提供できない介護事業所も・・自治体が支援措置を
この通達にそってサービスを提供している介護事業所もある一方で、朝日新聞の記事では「介護事業所は人出不足で、日々のサービス提供に加えてどこまで対応が可能なのか不透明だ」という実態もあることを記事にしています。恐らく府中市内にある介護事業所も、人出不足などにより、厚労省通達を実施できない事業所が多数あるのではないでしょうか。私あてに連絡をされた90歳以上の市民の方も、この壁にあって困っていると推察できます。
そこで解決に乗り出した自治体として、横浜市をあげています。横浜市では「往診でのワクチン接種について、市内の医療機関向けにアンケートを実施、協力以降を示した医療機関と在宅の要介護高齢者とマッチングし、接種につなげる仕組みができないか検討している」とあります。
ほかにも兵庫県加東市では「要支援・要介護の高齢者や運転免許がなく送迎してくれる家族、知人がいない高齢者らを対象に、集団接種専用のタクシー利用券(2お往復分)を交付している」自治体もあるそうです
ぜひこの問題、大変重要な課題であると思いますので、一般質問で取り上げるか緊急の要望にのせたいと考えています。
※私のブログをご覧になった方で、府中市に対するご意見、ご要望、苦情また情報など、また新型コロナ関係でのご要望などありましたら、お気軽にメールをお寄せください。 アドレス yuki4551@ozzio.jp