府中市が介護サービス事業者連絡協議会と風水害時における要支援高齢者の安否確認、避難所への避難誘導に関する協定を締結
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。私のブログが少しでもみなさんの情報のお役に立てれば嬉しいです。
府中市の広報「ふちゅう」4月11日号で、府中市と介護サービス事業者連絡協議会との間で「風水害時における要支援高齢者と安否確認などに関する協定を締結」したと掲載しています。
内容は「浸水想定区域に居住し、風水害時に自力での避難が困難で、家族などの支援を得られない高齢者の方の避難を支援するため、風水害時における要支援高齢者の安否確認等に関する協定を締結したとのことです。主な協定内容は①電話などによる安否確認、②市が開設する要配慮者用避難所への避難誘導など。
近年の台風による水害で記憶に新しいのが、2019年10月の台風19号による被害で、府中市でも初めて大規模な避難勧告がされました。いよいよ現実となった水害時などによる避難行動ですが、当然ながら自力で避難することができない高齢者の方や障害のある方が多数います。こうした方がたに対するケアは、行政がその環境づくりを行わねばなりません。
ちなみに自治体が指定する「災害時要支援者」名簿の管理については、①自主防災組織代表、②民生児童委員、③地域包括センター、④消防署、⑤消防団、⑥警察署となっています。
今回の協定は「要支援高齢者」になっていますので、行政では介護保険課の担当となりますが、行政が地域と住民との連携に「丸投げ」して済ますことがないよう、この協定が実効性のあるより良い内容とするために、私も調査して市に要望したいと考えています。府中市介護保険課 電話042-335-4210