2月7日時点、府中市の新型コロナ感染者数、前日より11人増加の1106人・・全都的に高齢者施設の感染が急増、入院も困難な状況に
★施設入所者より自宅に住む高齢者のほうを入院では優先される
府中市議会議員(無所属)の ゆうきりょう です。いつもブログをご覧になっていただき、ありがとうございます。
府中市の新型コロナ感染者数は2月7日現在で、前日より11人多い1106人となりました。以前二けたの増加を続けています。
さて昨日(7日)の毎日新聞朝刊1面に、「都内の高齢者施設の感染急増」「全体の28% 入院後の後回しも」との見出しで「都内の高齢者施設で感染して亡くなった人が1月下旬以降に急増」、記事では「2月5日までの1週間に死亡が確認されたのは38人で全体の3割近くを占め、病院での感染による死者数を超えた」とし、その原因としては「施設でのクラスターなどが相次ぎ、感染者が増えたことが原因と考えられる」とあります。
この記事では「12月に施設内で確認された感染者は453人だったが、1月には2倍以上の1130人まで増加」「1月25日現在、全国の高齢者施設では833件のクラスターが発生」し、「病院など医療施設の741件を上回った」とのことです。
また記事では「(高齢者の)入院が難しい現状について、施設の入所よりも、自宅で過ごす感染者のほうが入院が優先されるケースがある」とし、「自宅と異なり、施設には医師や看護師らが配置されているところも多く、日常的に医療ケアを受けられていると考えられている」とあります。
★「ふれあいの里」のクラスターも全都の状況と同じ傾向に
この記事を見て、府中市でも1月に発生した老人保健介護施設「ふれあいの里」のクラスターについてをすぐに思いました。同施設でも入所者数の150人程度のうち、61名の方が感染、同施設での療養を余儀なくされた方が多数いらっしゃいました。1月は新型コロナの第三波の大波が押し寄せてきたことを裏付ける、全都的な感染爆発の状況を物語っています。
最後にこの記事では「都の医師会幹部は『施設で健康観をするのには限界がある』と話す」と結んでいます。
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